2020年05月31日

No 5619   【パンの耳ちょうだい】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【パンの耳ちょうだい】

志賀内泰弘氏の心に響く言葉より…



都心から私鉄で、二つの大きな川を越えて一時間余り。
終点手前の駅を降りると、「八起稲荷商店街」のアーチが出迎えてくれる。
「七転び八起、九難を払う」ご利益があると伝えられる稲荷神社の門前町だ。
その中に、「ベーカリー青山」はある。

店主の青山市郎は苦労人だった。
幼い頃に父親を病気で亡くした。
悲しみの中、母親は酒浸りになった。
市郎は泣きながら、何度も「お酒はもうやめてよ!」と頼んだが、酒量はますます増えた。
やがて母親は心を病み入院した。

市郎は、叔父の家に身を寄せることになる。
小学校三年の時のことだった。
その家は極貧だった。
叔父は、毎日のように競馬に出掛けていた。
叔母は昔、愛想を尽かして出て行ったらしい。
叔父は、一つ年下の従兄弟のアッチャンと市郎に命じた。
「食い物もらって来い!」と。

アッチャンは慣れているらしく、薄汚れたTシャツに着替えて出掛けた。
市郎は後ろからついて行く。
駅前のパン屋さんの前まで行くと、お客さんがいなくなったのを見計らって素早く店に入った。
慌てて追う。

「パンの耳ちょうだい」
店の人は、
「はいはい、用意してありますよ」
と嫌な顔一つせず、大きなビニール袋いっぱいのパンの耳を手渡してくれた。
二人で意気揚々として帰宅すると、叔父さんが怒鳴った。
「またパンの耳か!酒の肴(さかな)貰って来い!」
とっさにアッチャンと一歩後ずさる。
酔っぱらうと、叔父さんは殴るのだ。
一日のうち、小学校の給食の他、家ではご飯が食べられない。
市郎にとってはパンの耳はご馳走だった。

中学校を卒業すると、市郎はそのパン屋に住み込んで奉公することになった。
そこは天国だった。
なにしろ、毎食、耳ではなくてフワフワとしているパンの真ん中が食べられたからだ。
さらに、生まれて初めてクリームパンを食べた時は美味しくて涙が出た。

そして十五年が経ち、市郎は暖簾(のれん)分けして店をもたせてもらえることになった。
市郎はご主人に改まって言った。
「今までお世話になりました。これからはご主人に恩返しをしたいと思います」
するとご主人は微笑(ほほえ)んで、こう答えた。
「恩は返すもんじゃないよ。もしもこの先、困っている人がいたら、その人に親切にしてやりな」

市郎は、いつかこの話を、最近店で働き始めたシゲルにしてやりたいと思っていた。
そんな矢先のことだった。
週に一度、店仕舞いの直前にパンの耳をもらいに来る女の子がいる。
シゲルが、その女の子を探偵みたいに尾行して、家を突き止めたという。
口より先に手が出ていた。
憤りを抑えることができず、無意識に拳(こぶし)が上がっていた。

市郎は一年ほど前、女の子が最初に店にやって来た日のことが忘れらなかった。
店の前を何度も行ったり来たりした後、おどおどと貰われてきたばかりの子猫のような瞳をして店に入って来た。
蚊の鳴くような声で、
「パンの耳ちょうだい」
と言う。

市郎は、幼い頃の自分の姿と重なってしまい、胸が引きちぎれそうなほど苦しくなった。
女の子に、できたてのクリームパンを差し出した。
手を出そうとしないので、無理やりその手に掴ませた。
ニッコリ笑ってやると、夢中でクリームパンを食べ始めた。
口元に付いたクリームを指で拭ってやった。

「毎週土曜日の夜、裏口にパンの耳を用意しておくからね。
勝手にドアを開けて持って行きなさい」
と言い聞かせた。
幼い子どもとはいえ、慈悲を受けるには恥じらいがある。
深く事情を知ることは何の役にも立たない。
人には触れられたくない部分がある。
それでいい。
それが、自分の「恩返し」だと信じて。

三日目にシゲルを許し、女房を家まで迎えに行かせた。
そして、いつもと何ひとつ変わらない一日が始まった。
五日、十日…一ヵ月が経った。
あの日以来、女の子は姿を見せなくなった。
きっとシゲルが家を突き止めたことを感づかれたに違いない。
市郎は、「お前が余計なことをしたからだ!」と、もう一度怒鳴りたい気持ちをグッと堪えた。

さて、その日の夕刻、市郎が厨房の片づけをしていると、「あんたに会いたいって人が来てるよ」と、女房が呼びに来た。
店頭を振り向く。
そこにはスーツ姿の中年男性がいた。
粉だらけの手をパンパンッと叩きながら、
「どなた様でした?」
と言いかけてハッとした。
男性の後ろから、あの女の子がひょっこり顔を出したからだ。

「え!…もしかして」
「はい、この子の父親で、加藤良夫と申します。もうずいぶん長い間、パンの耳を恵んでいただいておりました」
「そんな…恵むなんてめっそうもない」
深く頭を下げる男性の肩に手を添え、
「頭を上げてください」
と頼んだ。

「今日は、ご主人にお礼を申し上げに参りました。
昔はこれでもバリバリの証券マンでした。
突然のリストラで職を失ったのが一年前のことです。
家内にも出て行かれ自暴自棄になりました。
ときどき日雇いの仕事に出掛けますが、体が思うように動きません。
うつ気味になり、ほとんど部屋にひきこもり状態です。
ついには娘をダシに物貰いに落ちぶれました。
そんな時でした。
ある日、娘がこちらで頂いて来た袋を開けると、クリームパンが入っているではありませんか。
いくつも…。
まさか娘が万引き、などとも疑いもしました。
聞けば、商店街の他の店でも娘はお世話になっていました。
八百屋のお爺さんはいつも『おやつだよ。お友達と食べなさい』と言って、娘に黒い斑点が無数についたバナナを何本もくれたそうです。
その話を聞き、泣けてきました。
私は思いました。
こんなことじゃダメだ。
この子のため、商店街の皆さんの好意に報いるためにも頑張ろうと」

「そうでしたか…」
女房もシゲルも、傍らで黙って聞いている。

「おかげさまで、今日、望む仕事に復帰できることが決まりました。それをイの一番にご報告したくて伺いました」
「よかった!よかったですね」
市郎は、男性の両手を握り、体を揺らして一緒に喜んだ。
「時間がかかるとは思いますが、いただいた御恩をお返ししたいと思います」

「いや、そんなことはお断りします」

急に表情を強張らせた市郎に、男性だけでなくシゲルも「え!?」と瞳を陰らせた。
「いつか、どこかの困っている人に手を差し伸べていただけたらそれでいいです」
そう言うと、市郎は棚のクリームパンを二つ取り、女の子に差し出した。

「いや…もうこれ以上は…」
「いえ、これは就職祝いです」
女の子は、心底嬉しいという無邪気な笑顔をして受け取った。
市郎の後ろでは、シゲルが目に涙を浮かべている。
泣くのをこらえているのか、顔が真っ赤だ。
それをみて、みんなが笑った。

『5分で涙があふれて止まらないお話 七転び八起きの人びと』PHP

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以前、平野秀典氏の公演で「恩送(おんおく)り」の話を聞いた。

『恩をもらい、恩を返すことを「恩返し」という。
恩をもらったのに知らんぷりをする人を「恩知らず」。
もらった恩を、もらった人ではなく他の人へ送っていくことを「恩送り」という。
これは江戸時代には日常的に使われていた言葉だ。
恩をもらった人がこの世から旅立ってしまって恩を返せない場合も、恩送りならできる』

我々はたくさんの有縁無縁の人たちから恩をもらっている。
しかし、その中には到底返せない恩もある。
すでに亡くなってしまった人、通りすがりに親切にしてくれた人、見知らぬ人、からの恩…

人知れず、恩送りができる人でありたい
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2020年05月30日

No 5618  リフォーム大作戦2020 C

本院のリフォームが進み 格段と働きやすくなってきたと スタッフの評判も上々です

それではと以前から要望の出ていた 受付スペースの改善へ
新患患者様も 通算22200名を超えてきました
バックヤードのカルテ保存用ロッカーも満杯ですし
取りに行くのもひと苦労

で、スタッフの希望と リフォーム会社のご尽力・匠の技にて 通常使用のカルテ棚が2倍スペースへ大変身 さすがです

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個室も明るい照明に変えて さらにバージョンアップ
白内障の方には 眩しいかもしれませんので スタッフにお申し付けください

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外待合スペースも 充実  一番奥には 屋久島七福神の ありがたい御朱印も

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No 5617   【おせっかいなキューピットたち】

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【おせっかいなキューピットたち】

角田識之(すみだのりゆき)氏の心に響く言葉より…


奈良県の南西部に位置し、吉野杉の主産地である緑豊かな村・川上村。
この川上村にある村営の温泉旅館「ホテル杉の湯」。
大自然の中の小さなホテルから、この物語は始まっていきます。

2月のある寒い日のことでした。
いつものように宿泊予約のベルが鳴り、スタッフの中川さんは、応対に当たっていました。
電話の相手は、若い男性客でした。

宿泊希望の春は、吉野山の桜見物のお客様も増える時期、開花予測などを含めながら丁寧に話をしていたときでした。
ふと、電話の向こうの男性が神妙な声になり、少し恥ずかしそうに、こう言ったのです。

「あの…、桜のきれいな場所を教えていただけませんか?
実は…、桜の花が大好きな彼女にプロポーズしたいのです」

中川さんは、初めての申し出に戸惑いながらも、「わかりました。満開の次期を少し過ぎていますけど、探してみます」と、快活に答えました。
今までの杉の湯なら、「川沿いの桜がキレイですよ」というくらいの返事で終わっていたかもしれません。
しかし、この年の年頭の会で、「ホテル杉の湯はお客様と共に感動するホテルを目指す」という理念を、全員で共有したところでした。
中川さんの心の中にも、「お客様に喜んでいただきたい、お役に立ちたい」という思いが、わき上がっていたところだったのです。

中川さんからの報告を元に、早速、スタッフミーティングが開始されました。
「どこがきれいだろう?」
「どうしたら、彼女に喜んでもらえるのかな?」
「絶対うまくいってほしいなぁ!」
と、全員がまるで親友の手助けをするかのように、真剣にかつ笑顔で、心躍らせながら話し合いを重ねるのでした。

そしていよいよ、二人の宿泊日がやってきました。
一重の桜の時期を終え、八重の桜が満開の時期。
事前にスタッフとその男性・ヒロ君は、綿密な打ち合わせをし、この日を待っていたのです。

二人のために選んだ場所は、杉の湯の兄弟施設「匠(たくみ)の聚(むら)」。
ここの喫茶コーナーは景色も最高で、雨が降っても大丈夫、しかも、桜も近くに咲き誇る、絶好のロケーションです。
彼女の好きな曲はすでにリサーチ済みで、館内BGMの準備も完璧!
前日に手配していたレッドカーペットも、彼らの指定席に向かって入り口から敷かれています。
そして、匠の聚のコテージに宿泊していた家族連れにも、一緒にお祝いをしてもらうよう依頼したので、ちびっ子たちは嬉しそうにクラッカーを握りしめています。

そして、ようやく主役の二人が匠の聚に到着。
引き込まれるようにレッドカーペットに導かれ、指定席へ向かいます。
二人は仲よく語り合い、恋人たちの時間を楽しんでいます。
そっと柱の影から見守るスタッフ、クラッカーを早く鳴らしたくてうずうずしているちびっ子たち。
彼女の輝くような笑顔に、なかなかプロポーズの言葉が言い出せない彼…。

しかし、ようやく意を決し、事前に用意していた桜の花をそっと手渡しながら、想いを告げるのでした。
突然のできごとに目を丸くして驚く彼女。
そしてなんと、大きな瞳から涙があふれ出し、下を向いてしまったのです。
“彼女が泣いてる!”
“ええ〜〜〜!”
隠れて見ていたスタッフも、思わず時が止まる思いです。

ふと彼のほうを見ると…。
“あわわ!彼も泣いてる!”
“これは…ま、まさか…”
心の中では大あわてのスタッフたち。
ところが…泣いていた彼が、涙をぬぐいながら、フッと笑いました。

振り向いたヒロ君は、隠れていたスタッフを見つけ、「OK」のVサイン!
「おめでとう!おめでとう!」
バン!バン!バン!

子どもたちも、ようやくここぞとばかりにクラッカーを鳴らし、大はしゃぎ!
突然ふわりと、窓の向こうに何かが降ってきました。
淡い桜色の大きな垂れ幕に、なんと大きな「おめでとう!」の文字が描かれています。
一斉にわき上がる「おめでとうございます!」の歓声。
これはホテル杉の湯の久保支配人から二人へのサプライズ・プレゼントでした。

思わぬ大勢の人からの祝福の嵐、そしてお祝いの垂れ幕の登場にびっくりした彼女の目から、さらに大粒の涙があふれ出し、止まらなくなっていきました。
「ありがとうございます。知らなかった。こんなにみんなに祝福してもらって…」
彼女の声は喜びのあまり震えていました。

ヒロ君は、彼女にわけを話し、「おめでとう!」の垂れ幕の前でそっと彼女を抱きしめるのでした。
こうして二人は愛を誓い合い、その後、お互いの家族に挨拶に行き、一年後には新しい人生をスタートさせていったのです。

本当におせっかいなホテル杉の湯のキューピットたちでしたが、幸せなお二人の姿を見て、逆に自分たちが幸せな気持ちになっていたことに気が付きます。
「お客様の笑顔が、こんなに嬉しいなんて…。
私たちの仕事って、こんなに素晴らしいのだ!」

ホテル杉の湯の目指す「お客様と共に感動する」ことの素晴らしさを、この二人から教えてもらったのだと、スタッフは感じています。
スタッフから二人へのメッセージは、
「ありがとうございます。
ヒロ君、チサさん、永遠にお幸せに!
私たちは、いつもこの吉野の地で、お二人を心から応援しています。
〜おせっかいなキューピットたちより〜」
という言葉で、結ばれていました。

『小さな会社で生まれた 心があたたまる12の奇跡 (アスカビジネス)』

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今、コロナの影響で、全国の多くのホテルや旅館、そして飲食店はまさに存続の危機に瀕(ひん)している。
たしかに、ホテルや飲食業などホスピタリティ産業は、今回のコロナ禍においては不要不急の業種に位置するのかもしれない。
だからこそ、この国難ともいうべきこの期間は、国の方針に従って、ほとんどの店舗が休業をした。
しかしそれがために、日銭を稼がなければやっていけないこれらの産業は、今、本当に疲弊(ひへい)してしまっている。

車のハンドルに遊びがなかったら、事故は急増するだろうという話がある。
F1のレーシングカーのように遊びがなかったら、ハンドルをきったら急に車は曲がってしまう。
だから、運転者は極度の緊張を強いられる。
多くの人は、そのような緊張の連続には耐えられない。
遊びがあるから、安全運転ができるのだ。

まさに、これらホスピタリティ産業は人生においてハンドルの遊びの部分だと言える。
不要不急かもしれないが、人生にとって大事なシーンを彩(いろど)るなくてはならない存在なのだ。
それは、ホスピタリティ産業にとどまらない。
旅行業界も、航空業界も、タクシーも、観光バスも、観光施設も、テーマパークも、商店街の商店も、我々に心に豊かさを与えてくれるオアシスのような存在だ。
それらは、なくなってみてはじめてその存在の大きさに気づく。

このコロナ禍が明けたら、なんとしても多くの業界の応援をしたい。
マイナスのところばかりに目を向けず、明るい未来に向けて、今一歩を踏み出したい。
posted by Dr.モーリィー at 05:42| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月29日

No  5616   【おもしろく考えてると、おもしろい人生になる】

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【おもしろく考えてると、おもしろい人生になる】

斎藤一人さんの心に響く言葉より…


これは笑い話なんだけども、たとえばゴキブリが1匹2000万円の価値があるとするじゃない。
そしたら、家の中に入ってきた瞬間、何とかして捕まえようとするよね(笑)。
「これ捕まえたら、シャネルのバッグが買える!」
「これで家のローンが返せる!」
みんな鼻息を荒くしてゴキブリを探すよね。
何としてもゴキブリに出てきてもらわなきゃって思うんですね。

そういうふうに、あなたがゴキブリを嫌いなのは2000万円の価値がないからだって思うと、ちょっと楽しくなるよね。
好きか嫌いって、突き詰めていくとそんなものなんです。
考え方次第で、ものごとはいくらでもおもしろくなるんだよ。
だから、おもしろく生きるかどうかも自分次第なの。

じゃあ、どうしたらおもしろく考えられるんですかって言うんだけど、それは、おもしろく考えようとする努力だよね。
私なんて、何でもおもしろく考えるようにして何十年も生きてきたから、回路がすぐスッとおもしろい方に行くんだよね。
これってね、おもしろく考えようって思う努力なの。

人生ってね、おもしろく考えてると、おもしろい人生になるんです。
その反対で、おもしろく考えない人は、人生もおもしろくなくなっちゃうの。

あのね、人って放っておくと、悲しいこととか苦しいことを考えるようになってるんです。
脳を放っておくと、そういうことばっかり考えるようになってるの。
だから、いつも悲しいんですとか、苦労が多いんですって言ってる人は、おもしろく考える努力を怠ってるんだよね。
言い方が悪いかもしれないけど、簡単に言うと怠け者なんです。
魂の怠け者なの。

起きたことは、良くも悪くもないんです。
それを否定的に考えるのは簡単なんだよね。
でも、起きたことをおもしろく考えたり楽しく考えたりするのには、ひと工夫いるんです。

要は、「味つけ」なんだよね。
料理でも、肉だけ食べてるとか、野菜だけ食べてると味気ないよね。
だけど、塩をかけたり醤油かけたり味つけをすると、同じ素材でもうんとおいしくなる。
味のある人っていうのは、料理と同じで味付けが上手い人なんです。
人生に対する味つけ上手なの。

松坂牛が美味いって言っても、肉だけ食べたらそんなにおいしいわけないんだよ。
ところが、塩やコショウをかければ相当おいしくなるよね。
人生もそれと同じなんです。
起きたことをそのまま食べてる人がいるんだよね。
それだと、無味乾燥で何のおもしろ味もない。
そこにユーモアを交えるとか、ちょっと味つけをすると、抜群におもしろい人生になるんです。

『斎藤一人 奇跡を起こす「大丈夫」の法則 (斎藤一人さんの「心が晴れるご神木の話」CD付き)』マキノ出版

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「楽しく生きる」のと「おもしろく生きる」のは違う。
楽しく生きるには、楽しくないことはやらないという決意が必要だ。
しかしながら、おもしろく生きるのは、たとえ楽しくなくても、それをおもしろがってしまうという生き方だ。
困難も、面倒なことも、嫌なことも、「ああ、そうきましたか」と言ってそれをおもしろがる。

小林正観さんは、宇宙の法則として「投げたものが返ってくる(投げないものは返ってこない)」というものがあるという。
「文句や不平不満を言えば、文句や不平不満が返ってくる」
「悪口を言えば、悪口が返ってくる」
そして、「おもしろがれば、どんどんおもしろいことが返ってくる」。

おもしろがる人は、よく笑う。
おもしろがる人は、いくつになっても、「箸(はし)が転んでもおかしい年ごろ」だ。
ちょっとしたことや、ささいなことをおもしろがって笑う。
そして時には、子どものようにふざけたり、はしゃいだり、歓声をあげたりする。

いつもおもしろいことを考えている人は、人を驚かせたり、喜んでもらったり、感動させたりするのが好きだ。
いたずらっ子ようにいつもキラキラした目をしている。
そして、おもしろいことを探したり、見つけたりするのが上手。

人生をおもしろく考えてると、おもしろい人生になる
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2020年05月28日

No 5615   【自分の話す言葉のすべてを、明るく、楽しく、人を喜ばせる言葉に】

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【自分の話す言葉のすべてを、明るく、楽しく、人を喜ばせる言葉に】

小林正観さんの心に響く言葉より…



「先祖の霊がたたる」という話を聞くことがあります。
でも考えてみましょう。
だれでも自分の子どもや孫はかわいいものです。
その子たちの幸せを願うものです。
煩悩を持った私たちでさえそうなのです。
肉体を脱いで、神に近い存在になったかたたちは、「子どもや孫が、墓参りをしてくれない」というだけで、たたるでしょうか。
先祖がたたるということ自体、ありえないことです。

予言者や、「よく当たる」と言われている人から、「大けがをする」「大病をする」というような悪しき予言を聞いても、まったく信じる必要がない。
「それ、起きません」と宣言する。
その瞬間からあなたは、起きないことを祈りだす。
悪しきことが起きないように、潜在意識で祈り始めているのです。

聞いて楽しくない予言は、けっして正しい情報ではありません。
100%当たらない。
逆に、聞いて心地いい予言をすると、それを言った人も聞いた人も、細胞が活性化します。

例えば、自分の子どもに向かって
「あなたは私の子だから、ものすごい天才になるわよ」
と話す。
それも何気なく話します。

または友人に向かって、
「今度会うときはきっと、ますます若く美しくなっていますよ」
と話す。
そうすると、それを聞いた相手は笑顔になって、体じゅうの細胞が活性化して、細胞レベルで、その予言を受け入れるようになります。

自分の口から出る言葉のすべては、相手の細胞を喜ばせる言葉であるように、ふだんから心に留めておくことです。
それを実践といいます。

世の中を 暗い暗いと 嘆くより
自ら光って 世の中照らそう

まず私自身が明るい状態になる。
楽しく生きる。
それが、ほんとうの「世のため、人のため」です。

《自分の話す言葉のすべてを、明るく、楽しく、人を喜ばせる言葉にする。》

『小林正観CDブック 神様を味方にする法則 (CD付き)』マキノ出版

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このコロナ禍、SNSやマスコミには、ネガティブで、暗く、人を不安にするような言葉に満ちている。
また、昨今は、少しよくなっても、まだ安心するな、もっと頑張れ、もっと注意しないと大変なことになるぞ、と。

これは、予言と同じ。
ネガティブなことや、暗いことを言って、人を脅(おど)し、不安にさせ、そして恐れや心配のタネを増やす。
不安な予言をする人は、その予言が当たるよう、自分では意図しなくても、知らずにそれが実現するよう願ってしまう。
それは、つまり、人が不幸になることを願うということと同じ。

自分の話す言葉のすべてを…
明るく、楽しく、人を喜ばせる言葉にしたい
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No 5614   【魚は努力して泳いでいるわけではない】

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【魚は努力して泳いでいるわけではない】

西沢泰生(やすお)氏の心に響く言葉より…


ビートたけしさん、海外でよく「映画監督なのにタレントもやっていて、努力していますね」と声を掛けられることがあるそうです。
このことについて、以前にたけしさんがテレビ番組の中でこんなことを言っていました。

「魚は努力して泳いでいるわけではない。俺も魚のように泳いでいるわけで努力はしていない。生き方なんだよ」

プールで泳ぐ人に対して「よく泳ぐねぇ」「うまいねぇ」と言う人はいても、プールで泳ぐ魚に同じことを言う人はいません。
魚にとって、「泳ぐこと」は努力でもなんでもなくて、「泳いでいないと死んでしまう」というだけのことなのですね。
「魚じゃなくて人間がプールで泳いでいるから努力しているように見えるだけなんだよね。
だからオイラ、『その商売の魚になれ』って思うんだよね。
プロとして当たり前にできるっていうことが、何にでも必要だと思うんだ」とたけしさん。

「魚になれ」って、別に魚の形の帽子をかぶって、「そうでギョざいます!」なんて言え、というわけではありません。
「自分の仕事のプロ」として、努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないレベルになれ、ということです。

ホームラン本数世界一の王貞治さんは、合宿所の部屋で寝る前に必ずバットの素振りをしたそうです。
同室の選手が「どうして寝る前にまで素振りを?」と聞くと、王さん、こう回答したのだとか。
「バットを振らないと眠れないんだ!」
これなど、努力が「魚の泳ぎ」のレベルに達していたという実例ですね。

『1分で心に効く50の名言とストーリー』大和書房


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「十年偉大なり、二十年恐るべし、三十年歴史なり、五十年神の如し」という中国の格言がある。
文字通り、続けることのすごさ、継続の大切さを伝える言葉だ。

長期にわたって何かを続けることができるということは、それが苦になっていないということだ。
努力してなんとかこなしていくというレベルだと、一年や二年は続くかもしれないが、二十年や三十年は続かない。
つまり好きだからできること。

プラモデルやゲームなど、好きな趣味の世界は、何時間それをやり続けてもぜんぜん疲れない。
もしそれが仕事だったら、仕事が成功する確率は俄然高くなる。
何しろ、何時間でも、何日でも、たとえ寝なくても、そのことに没頭できるのだから。

東大教授で、山林王として巨万の富を築いた本多静六翁は、それを「仕事の道楽化」と言った。
道楽とは、熱中して楽しむこと、趣味として楽しむことだが、仕事の趣味化、ゲーム化ということだ。
「楽しんでいれば、お金は後からついてくる」と本多翁は言う。

「魚は努力して泳いでいるわけではない」

努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないレベルになりたい
posted by Dr.モーリィー at 05:07| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

No 5613   【デジタル時代のマーケティング・エクササイズ】

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【デジタル時代のマーケティング・エクササイズ】

酒井光雄氏の心に響く言葉より…


終身雇用は年功序列と並んで、これまで日本企業が前提としていた雇用制度だ。
この制度が存在するため、日本の人材の流動性は諸外国と比べて低いままだ。
日本経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は2019年4月22日の記者会見で「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っている」と述べ、トヨタ自動車の豊田章男社長は同年5月13日に行われた自身が会長を務める日本自動車工業会の会長会見で「雇用を維持し、税金を払っている企業にとって、もう少しインセンティブが出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきたのではないか」と述べた。
日本を代表する経済団体のトップが、相次いで日本企業は終身雇用を維持できなくなる趣旨の発言をした。

与信管理のクラウドサービスを行うリスクモンスターが、2018年に就職活動を迎える2019年卒の学生の志望先をまとめた「就職したい企業・業種ランキング」を2018年3月29日に発表した。
このデータを見ると、就職希望ランキングの1位は国家公務員(5.6%)、2位は地方公務員(5.2%)となり、安定を重視する学生が多いことが明らかになった。
そんな中で、奈良県生駒市長の小紫雅史氏は2019年6月2日付『ダイヤモンドオンラインで、「公務員の終身雇用制度は10〜15年で崩壊する」と題し、以下のような趣旨の指摘をした。
地方公務員法第27条2項には「職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、その意に反して、降任され、もしくは免職されず…」という身分保障に関する規定があるが、小紫氏は、公務員の終身雇用は10〜15年後、すなわち2030年から2035年をめどに崩壊していくとし、その理由として以下の3点を挙げている。

1. 多くの公務員を雇用し続けることができない財政状況になる
人口減少や高齢化、行政課題の多様化などに伴い、自治体の財政状況は厳しくなり、多くの公務員を雇用し続けることができない財政状況になる。

2.AIやICTの普及と外部委託の増加によって、職員が従事する業務が大きく減少する
定型業務をAIが行うようになれば、適正な職員数が今とは大きく変わり、10年もすると相当の自治体業務はAIやICTによる対応が可能になる。

3.急激な社会変化や市民ニーズの高度化・多様化等に対応するには、プロジェクトごとに外部から専門家を登用するほうが合理的になる
職員採用に社会人経験枠を設けて年齢制限を撤廃するなど、多様な人材を求める動きはすでに自治体で始まっている。
年齢に関係なく地域に付加価値をもたらすことのできる職員を抜擢し、中途採用者など多様な視点を組織に持ち込んで、過度な同質性をあえて乱しにいくことが不可欠になる。

その上で、小紫氏はこれから公務員になる人材は、
「終身雇用が崩壊しても役所が手離さない公務員になること」
「公務員をやめても食べていける公務員になること」
だと指摘した。

奇しくもトヨタ自動車の豊田章男社長も、2019年の社員向けの年頭挨拶で、同様の指摘を行っている。
「(トヨタ自動車の社員は)トヨタの看板が無くても、外で勝負できるプロを目指してください。
私たちマネージメントは、プロになり、どこでも闘える実力を付けた皆さんが、それでもトヨタで働きたいと、心から思ってもらえる環境を作りあげていくために、努力してまいります。
他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられます。
皆さん、一緒にトヨタの未来を作っていきましょう」

定型化されパターン化された仕事はITやAIに代替えされ、これからの仕事は人間だからできる仕事に集約されていく。
その一方でこれまで存在しなかった新たな職業も誕生していく。
1980年代から1990年代にかけて、アメリカをはじめとする製造業の現場では産業用ロボットの活用などにより、省力化が急速に進んだ。
その雇用の受け皿になったのが、流通業(トラックなどの運転業務や倉庫業務)と小売業だ。
21世紀に入り、アメリカでは小売業が製造業を押さえて最大の雇用創出源となり、アメリカの労働者の10人に1人は小売り業で働いている計算になる。
アメリカの小売市場は5兆ドルといわれるが、その5分の1が2020年までにネットに移行すると予測されている。

アマゾンは世界中の倉庫に10万台以上のロボットを導入し、今後さらに増やす計画だ。
アマゾンはロボットを導入することで個別の倉庫当たり年間2200万ドルを節約できると試算している。
将来、ドローンや自動運転車での配達も視野に入れており、アマゾンの従業員が1人増えると、リアルの小売店の従業員が2人減るといわれている。
自動運転実用化されると、全国のタクシー、トラック、バス、ウーバーなどで運転している人たちは転職を余儀なくされる。
その一方、ユーチューバー(YouTuber)に代表される動画クリエイター、ブロックチェーンのエンジニア、データサイエンティスト、AIに精通したエンジニア、プロeスポーツ選手といった新しい職業も生まれてくる。

定型化やマニュアル化できる仕事は、人間が携わる必要はなくなり、人間だからできる仕事、ITやAIでは代替できない価値を創造する仕事に私たちは取り組むことになる。
人の寿命が企業の寿命を超える時代では、人は一生をひとつの企業で終えることはできなくなり、2社以上の企業で働くことが当たり前になる。
社会にとってなくてはならない存在になれば、その人の社会的価値は高まり、人生の選択肢が増える。
また就職して働くだけでなく、起業して世界を魅了する企業に成長させることができれば、社会により大きく貢献できる。

マーケティングはビジネスのためだけに存在するのではなく、私たち個々人の可能性を広げる翼にもなり得るサイエンスだ。
仕事はもとより、読者の可能性を最大限に拡張させるためにもマーケティングの力を身につけてほしいと心から願っている。

デジタル時代のマーケティング・エクササイズ

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リンクトイン創業者が書いた「アライアンス」という本がある。
その中に、本書の中でトヨタの社長が話したことと同じようなことが書いてあった。

『雇用を「取引」ではなく「関係」としてとらえるための枠組みを示すこと、雇用を「アライアンス」だと考えてみよう。
自立したプレーヤー同士が互いにメリットを得ようと、期間を明確に定めて結ぶ提携関係である。
マネジャーと社員がお互いを信頼して相手に時間と労力を投入し、結果的に強いビジネスと優れたキャリアを手に入れる。
「アライアンス」は、そのために必要な枠組みとなるのだ。
アライアンスの関係は、雇用主と社員が「どのような価値を相手にもたらすか」に基づいてつくられる。
雇用主は社員に向かってこう明示する必要がある。「当社の価値向上に力を貸してほしい。当社も『あなた』の価値を向上させよう」
ベイン・アンド・カンパニーのチーフ・タレント・オフィサー、ラス、ハーゲイも、新入社員や社内のコンサルタントに向けて同じことをいっている。
「我が社は君たち(一般的な労働市場で)の市場価値をさらに高めるつもりだ」
一方で、社員は上司に向かって次のように明示する必要がある。
「私が成長し活躍できるように手を貸してください。私も会社が成長し活躍するための力になりましょう」
社員は会社の成功のために時間と労力を投入し、会社はその社員の市場価値向上のために時間と労力を投入する。
ただカネと時間を交換するのではなく、互恵的な提携関係を結ぶことで、雇用主と社員がこの関係に投資でき、より大きな果実を狙うために必要なリスクを負えるようになる。』

まさに、雇用関係においても、新しい時代がきている。
そして雇用関係だけでなく、あらゆる面においても、激動の時代がすでに始まっている。

それは、本書の目次にもあるような項目だ。
「異業種から参入した企業によって、自社の市場が奪われる事態が今後多発する」「企業にとって最大の脅威は、時代に伴う環境変化に対応できないときに訪れる」「過去の成功モデルが、いつまでも通用するとは限らない」「多くの企業は万人に支持されようとして、結果的に誰からも愛されなくなる」「高品質のサービスを提供しているのに、日本のサービス業は報われていない」「製造業とサービス業は、やがて融合する」「インターネットとデバイスの進化が、コミュニケーションを変えていく」「バリューチェーンモデルのアナログ企業の市場を、プラットフォーマーは奪っていく」他。

本書の構成は非常にユニークだ。
「自分ならどうするか」という発想力や当事者意識を磨き、マーケティング力を身につけるための設問が多く用意されている。
これ一冊でワークショップや、ケーススタディの深い実践ができる。

デジタル時代のマーケティング力を身につけたい
posted by Dr.モーリィー at 05:39| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

No  5612  【凡人の才能の活かし方】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【凡人の才能の活かし方】

別所謙一氏の心に響く言葉より…



あなたが死ぬ直前、神さまが枕元にやってきて、「残念だったな。あなたには人生を100倍楽しくする才能があったのに気づかないまま死ぬんだね」
と言い残して、消えていったとしたら、あなたが神さまになんと言うでしょうか?
「どんな才能?教えてよ!」
でも、本当に残念なことにあなたの人生に残された時間はなく、自分の才能がなんだったのかもわからず、あなたの人生は終わります。

もし、あなたが「自分の人生はこんなものだろうか?」と思っているなら、確実に言えることは、自分の才能を活かせていないということです。
持っている才能を活かすことができずに生きるのは人生の大きな損失でしょう。
逆に、何歳からでも、自分の才能に気づいた人生は有意義なものになります。

才能というのは、若いうちに開花させないといけないと考えている人が多いようです。
もちろん、才能によっては若いうちに開花させないといけないものもあります。
しかし、仕事で活かす才能は何歳からでも開花させることが可能です。

サラリーマンは、これまでのように仕事をしているだけでは、50歳くらいでハシゴを外されてしまうことがあります。
会社がひどいことをしているように思えるかもしれませんが、今までの仕事のやり方が、今の仕事のやり方に合っていないということでもあります。
50歳で残念なことにならないように、自分の才能を活かす準備をしておくと、あとで困ることがありません。

ロックスターになることを目指して広島から出てきた青年は、レコード会社に自分の曲を売り込みに行きました。
そして、自作の曲をディレクターに聞いてもらいました。
「キミ、これ歌詞ないの?」
「え、ええ。ないんです。メロディーを聴いてほしかったんです」
「歌詞もないの。歌詞があってもっと具体的に聴きたかったんだけど(中略)コレ、詞もないしね。ちょっとわかんないね」
…いわゆる、断られた。あっさりと。

これは矢沢永吉さんが著書『成りあがり』で、初めてレコード会社を訪れたときのエピソードを紹介したものです。
ディレクターが聴いた曲は、「アイ・ラヴ・ユー、OK」でした。
その後の、矢沢さんの活躍はご存知でしょう。

ビジネスでは、天才企業家と呼ばれる孫正義さんは、開発した自動翻訳機を松下電器に持ち込みますが、門前払いをされてしまいます。
次の三洋電機でも話も聞かずに追い返されたというエピソードが『あんぽん 孫正義』に紹介されています。

今となって、カリスマとか天才と呼ばれる人々も、いきなり才能を発揮できていたわけではないのです。
才能のほとんどは、結果が出たあとに評価されます。
つまり、才能があるから結果が出たのではなく、結果を出すために才能を活用することができたのだといえます。

こうした話をすると、「自分には才能がない」と言われることがあります。
確かに、芸能人やスポーツ選手、大企業の経営者の才能はないかもしれません。
しかし、そこまで大きな才能でなくても、自分の才能を活かすことができれば、もっと有意義な人生になると思いませんか。

『才能のない人間が考えた才能を活かす10の方法』WAVE出版

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別所氏は「才能」についてこう語っている。
『多くの人が自分の才能に気づかないのは、わかりやすい才能とわかりにくい才能があるからでしょう。
走るのが速いとか、野球がうまいとか、作曲ができるなどはわかりやすい才能です。
逆に、掃除というのはわかりにくい才能ですね。
残念なことに、ほとんどの人はわかりにくい才能しか持っていません。
わかりにくい才能は、加工しなければ数値化することはできません。
逆に言えば、才能を加工できれば、能力にできるということでもあります。
才能を加工するとは、どういうことかと言いますと、「才能を数値化して、商品やサービスをつくり、欲しい人に売る」ということです。
新津春子さんは、会社員としてやっていた清掃の才能を、「世界一清潔な空港」という数値化ができたので、「ハウスクリーニング」というサービスとして販売しています。
この点を知っていれば、「〇〇業界セールス1位が教える営業トーク」「2000人をカウンセリングしたセラピストのセルフセラピー」「1億稼ぐ勉強法」など、才能が数値化されていることに気づくでしょう。
才能を数値化すると能力になり、その能力を活かしてサービスや商品をつくることができれば仕事になります。
そして、仕事がたくさん獲得できれば成功するということです。
これが、才能を活かすというサイクルです。』

『茂木健一郎さんの著書「脳を活かす勉強法」には、創造力は側頭葉がつくりだした経験と前頭葉が発信する意欲のかけ合わせで生まれるとあります。
つまり、意欲を失わなければ、経験があるほど創造力を発揮することができるのです。
私たちに意欲がある限り、創造力を使って、才能は磨き続けることができるのです。
茂木さんの著書には、「意欲あるお年寄りが一番強い」ともあります。
年齢を重ねて体力は衰えますが、創造性は意欲がある限り、衰えません。
ただし、前頭葉は脳の萎縮により、意欲を失わせてしまうこともあるようです。
この点の対策は、新しいことにチャレンジして脳を活性化することだと言われます。』

本書にも記述があるが、「ストリートアカデミー(ストアカ)」という、「教えたい人と学びたい人をリアルにつなぐCtoCのまなびのマーケット」がある。
登録生徒数は43万人、掲載講座数は43000件、登録先生数は28000人だ。
コロナ禍の現在は、ほとんどがオンラインでの開催となっている。
講座のカテゴリーは、ビジネススキル、Web、IT、デザイン、写真、映像、ハンドメイド、クラフト、DIY、料理、グルメ、ビューティ、ヘルス、ヨガ、フィットネス、英語、語学、起業、副業、自己啓発、文化、教養、趣味、子育て、キッズ、等々。
普通の人が、自分の才能を活かして講座を開設している。

自分の才能を活かし、これからの人生を豊かなものにしてゆきたい
posted by Dr.モーリィー at 05:48| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

No 5611   【自分の頭で考える力を養う】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【自分の頭で考える力を養う】

立命館アジア太平洋大学(APU)学長、出口治明(はるあき)氏の心に響く言葉より…



今から約50年前、僕が大学2回生のとき、恩師のひとりである故・高坂正堯(こうさかまさたか)先生(国際政治学者)が、原書購読の時間に、次のようなことを言われた記憶があります。
「古典を読んでわからなければ、自分がアホやと思いなさい。
間違っても、大学に残って研究者になろうなんて思ったらあかん。
さっさと就職しなさい。
一方、現代の本を読んでわからなければ、書いた人間がアホやと思いなさい。
そんなものは読むだけ時間のムダです」

同じ日本語で書かれているのに、古典を難しく感じるのは、なぜでしょうか。
理由は、「その本が書かれたそもそもの時代背景が、現在とは異なるから」です。
時代が違えば、同じ言葉でも意味が変わります。

これに対して、現代に書かれた本は、著者と読者が同じ時代を生きています。
それなのにわからないとしたら、その理由は、
「著者自身が題材をよく消化していない」
あるいは、
「著者が見栄を張って難しい言葉を使っている」
のどちらかです。
だから高坂先生は、そんなものは読むだけムダやと教えてくださったのです。

「教える」とは、相手にわかってもらうことです。
相手に腹落ちしてもらうことです。
「教える」とは、どんな人に対しても、真意を伝えることです。
どれだけ知識を持っていても、どれほどいいことを伝えたいと思っても、結果として相手に腹落ちしてもらわなくては、教えたことにはなりません。

一般に人間も世界も、原理原則はとてもシンプルなものだと思います。
本来、シンプルであるはずの人間が、物事を無理に複雑にしようとすると、真意が伝わらなくなります。
教える立場に立つのなら、相手のレベルに応じて、相手に伝わるように、相手が理解できるように、わかりやすく話す(書く)ことが、絶対的な条件なのです。

『「教える」ということ』角川書店

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出口氏は「教育の2つの目的」についてこう語る。
1. 自分の頭で考える力を養う
*自分が感じたことや自分の意見を、自分の言葉で、はっきりと表現できる力を育てること(人格の完成)

2.社会の中で生きていくための最低限の知識(武器)を与える
*お金、社会保障、選挙など、社会人になるとすぐにでも直面する世の中の仕組みを教えること(社会の形成者として必要な資質を備えること)

そして、「尖った人」に関してはこんな文章がある。
『日本の教育は、スペシャリストよりゼネラリスト(いろいろな分野の知識を広く浅く持っている人)を育てる教育です。
これは、「一括採用、終身雇用、年功序列、定年」という、人口増加と高度成長の2つを与件としたガラパゴス的な労働慣行にフィットしたものです。
ゼネラリストという概念は、日本を除けば、世界のどこの国にも存在しません。厳しい競争にさらされている世界では、「ゼネラリスト人材を育成しよう」などと悠長なことをいっていられるはずがないのです。
確固とした自分の得意(専門)分野を持ち、なおかつ企業全体を見渡せる専門人材を育成するのが世界の常識です。
アイデア勝負の時代に必要なのは、自分の好きなことを究めて高い能力を発揮するスペシャリストです。
工場モデルに最適化した「素直で、我慢強く、協調性のあるタイプ」ばかりを育てるのではなく、スティーブ・ジョブズのような尖った人材の育成が急務です。
これからの日本でイノベーションを起こそうと思うのなら、極論すれば、日本人全員が自分の好きなことを究めなくてはいけないのです。』

この混沌とした時代は、先の見えない時代であり、前例のない時代だ。
「何百年に一度」とか、「戦後初めて」というような「まくら言葉」が付くできごとが頻繁に起こる。
前例のない時代を、「想定外」と言ったりする。

想定内とか前例踏襲の事例や事件ばかりなら、過去に起きたことや覚えたことを再現する能力に長けていれば活躍できる。
しかし、前例のない想定外の時代は、自分の頭で考える力のある人しか生き延びることができない。

世界中が、近世においてありえなかった、想定外のコロナ禍に直面している今…
自分の頭で考えることのできる人を育てる教育が、今まさに必要とされている
posted by Dr.モーリィー at 22:54| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

No 5610  WAX掛け!!

昨日の WAX掛けの結果です

別院が また 輝きを 放ちました

さらなる進化を 目指します

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posted by Dr.モーリィー at 22:03| クリニック情報 | 更新情報をチェックする

No 5609   【スマホ人生戦略】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【スマホ人生戦略】

堀江貴文氏の心に響く言葉より…


スマホはこれから、驚くべきスピードで進化していく。
不確定な未来を生き抜く「武器」になる。
スマホから何を見て、それをどうつなげ、思考し、形にしていくのか…。

僕がスマホの使い方で人と違うところがあるとすれば、たったひとつ。
それは、スマホというツールを使って見ている「景色」だ。
宇宙開発事業、予防医療事業、コンサルティング事業、オンラインサロン運営、メルマガ発行、グルメビジネス、お祭りの開催、ミュージカルのプロデュース、文筆家、役者、海外旅行…。
ここに挙げた事業、イベント、パフォーマンス、そして遊びを含めて、すべては僕がスマホを通じて垣間見た未来の「景色」を有機的につなげて、思考し、行動し、形にしたものだ。
そんなふうに普通の人の何倍もの密度で、僕は一年中、多数の仕事と遊びを同時に進めている。

忙しいとは感じない。
1日ぐらいぼんやりと過ごしたい、などとも思わない。
ひとつの人生やひとつの目標に縛られず、可能な限りたくさんの体験を同時に重ねていく。
そうするとことで、僕は未来の景色を見ているのだ。
未来の景色とは、誰もが当たり前に「ふたつ以上の人生」を送っている世界だ。

「生涯ひとつの道を極める」「定年まで同じ会社で勤め上げる」という生き方も、それはそれで別にいい。
僕自身は奨励しないけれど、それがあなたの選択だというなら、それで結構だ。
だが、これからテクノロジーが急速に進んで、未来には誰もが堂々と「生涯で100個の道を極めたぞ!」と言える社会が到来する。
そんな時代に、身体ひとつで、ひとつの人生を使い切って人生を終えるのは、もったいなくはないだろうか?

スマホは万能のツールだ。
正確に言うと、自分を万能化するのではなく、やりたいことに近づくための最も万能なツールである。
近い将来、スマホを超える高度な機能を持ったデバイス(コンピュータ機器)が出てくるだろうから、「いまのところは」という注釈はつくけれど。
もしあなたがスマホの使い方に多少長けていたとしても、見ている景色のレベルが低いとしたら、極めて残念だ。
それ相応の人生しか手に入らない。

やりたいことのためにスマホを使い尽くす。
いま、やりたいことがなければ、とりあえず使い尽くす。
使い尽くして、いま以上の景色を見に行く…。
これが正解だ。
スマホの使い方次第で、もうひとり、いやそれ以上の自分が得られる。
人生を変えるのに、こんなに有能な武器はない。

『堀江貴文 スマホ人生戦略』Gakken

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堀江氏は「スマホ」についてさらにこう語る。(本書より)
『iPhoneの出現により、パソコンの存在意義は、急速にしぼんでいった。
デスクトップやノートタイプだったパソコンが、ポケットに入るサイズに変化したことにより、まず行動の範囲が広がった。
デジタル環境での仕事や、インターネットへの高度なアクセスが、どこにいようと「スマホひとつでOK」になってきたのである。
この変化は、とてつもなく大きい。
IT革命の初期、僕は文字通りパソコンに一日中かじりついていた。
サーバー間通信やプログラムの実装も自分ひとりでやるしかなかった。
起業家の駆け出し時代を、そんなふうに過ごした身として、どこにいようと小さなデバイスひとつで世界中とつながれる現在のネットワーク環境は、隔世の感がある。
だがこれも、テクノロジーの進化を考えれば必然的な現象だ。
かつてスマホは「搾取される側の端末」と呼ばれていた。
パソコンで儲けるための仕組みをつくり、その仕組みをつくった人間に、お金を振り込むためのツールとしての役割があったことは事実だ。
しかし時代は進化している。
時代の流れとインターネットの仕組みさえつかんでいれば、スマホ1台で稼ぎまくって、億万長者にだってなれる時代なのだ。
もう、パソコンは、なくても問題ない。
同じクオリティの仕事を、同じ趣味の楽しみを、同じエンターテイメントを、作業スペースと電源と接続環境を要することなく手のひらの上で処理できる。
だったら、そちらを選ぶほうが正しいに決まっている。
スマホは「行動する人間」に与えられた武器なのである。
スマホで大切なのは、「見る」「楽しむ」だけでなく、「使う」ことだ。
あなたのスマホを、単なる消費端末として終わらせてはいけない。
お金を稼ぐために必要な「能力」「教養」をスマホで得よう。
あなたはスマホで、稼ぎまくれる。
あなたはスマホで、未来をつくれるのだ。』

『毎日スマホで有益なニュースを読んでメルマガなど情報感度の高い記事を定期的に頭脳に取り入れて、情報のシャワーを浴び続ける。
絶え間なく情報をインプットしていく。
しかし、実際には、情報を脳にため込んでいるばかりでは意味がない。
情報のアウトプット、つまり自分の意見と発信とセットにしていこう。
発信する場所はいくらでも揃っている。
TwitterやFacebookなどのSNSはもちろん、ブログやnoteを利用して原稿を書くのでもいい。
さらには、動画にも注目してほしい。
YouTubeなどを利用して、そのときのホットなニュースについて考察し、自分の考えを語る動画を上げてみよう。
自分の公式チャンネルをひとつぐらい立ち上げておくと、それ以外にもいろいろな展開ができると思う。
僕はそれらを全部、実践している。
おびただしい情報を浴びる一方で、僕は昔から、自分で発信する努力を怠らなかった。
スマホでやれることは、全部やりきっていると自負している。
一般のビジネスパーソン数十人分に相当する忙しい毎日を送っているけれど、面倒だからと情報を発信しなかった日は、1日もない。
小さなことを休まずに積み重ねることが、あとから大きな差を生むのだ。
もしも何をアウトプットしていいのかわからない、という人がいたら、それはインプットが足りないのだ。
自分の興味のままに、片っ端から情報をインプットしてみよう。
インプットが十分にできてさえいれば、人に問いかけたい意見や言葉は、自分の中から自然にあふれ出すはずだ。
発信という行動を心がける。
発信しなければ議論は始まらないし、新しい知と関わることもできない。
つまり、あなたの未来をつくれないのだ。
僕だって最初は「フォロワー0人」からスタートしたのだ。
たくさんの工夫と行動を積み重ねてきたから、いまになって多くの人から支持をもらえている。
動き出さなければ、社会の中で「自分」という情報をアップデートすることはできない。
能力や技術で、優れた人を越えることは難しいかもしれない。
だが、動き出すスピードと行動力なら、勝てるチャンスはある。
いますぐ、スマホで動きだせ!
いますぐだ。』

野球のイチロー選手の有名な言葉がある。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
これは、堀江氏の言葉、「小さなことを休まずに積み重ねることが、あとから大きな差を生むのだ」と同じ。
毎日、休まず、コツコツとアウトプットし続けたい
posted by Dr.モーリィー at 06:12| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月24日

No 5608   リフォーム大作戦 2020 B

本日も リフォーム大作戦2020の最終日 第3弾でした!

前回の 個室も更に グレードアップしました

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27年目に突入した ユニットもあるので まだまだ使えるのですが
少々、ガタも来たので ちょっと休ませる意味で
次のお勤めへ 場所を 移動!

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2番スペースに 新しい仲間が 入りました

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業者の方々に 大感謝です!

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七福神ビルの 篠原事務所から
会議用テーブルの 御下がり? おすそ分け?
本院スタッフルームで 有意義に活用させていただきます
感謝・大感謝です!!

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同時進行で 別院は WAX掛けの 大掃除でした!

その合間に 臨時理事会をしたり 墓参りに行ったり
なかなか ハードな一日でした

全ては より善いクリニック創りのために!

さらなる進化を目指します!
posted by Dr.モーリィー at 23:29| クリニック情報 | 更新情報をチェックする

No 5607   【サバティカル】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【サバティカル】

ニール・パヴィット氏の心に響く言葉より…



5日働いて、2日休む。
これが多くの人の働き方である、2日間のオフの日に、ほとんどの人はスイッチをオフにして、仕事のことは考えないようにしている。
特にストレスいっぱいの1週間を過ごしたあとなら、スイッチをオフにする時間は貴重だろう。
ところが、休みを取るということは、スイッチをオフにする必要があるからというだけでなく、革新的なアイデアを生み出す絶好のチャンスともなる。

もし同じことをし続けていると、脳の神経経路は超高速道路となる。
深く刻みこまれるようになればなるほど、ますます斬新で、独創的な考えは生まれにくくなる。
脳は驚くほど柔軟なので、新しい環境を見つけたり、これまでにない影響を受けたりすると、たちまち新鮮な神経経路を形成しはじめるのだ。

有名なグラフィックデザイナー、ステファン・サグマイスターのようなクリエイティブな人でさえ、自分が同じことを繰り返しているように感じ、仕事が色あせてきているように思うことがある。
彼は「一見したところ、クライアントとの昨年1年間はめざましい成功を収めました。
私たちの短い社歴においても、多くの賞を勝ち取り、急成長をしている売り上げのおかげで財源も満たされてきました。
しかし実際のところ、私は退屈している。
仕事が繰り返しになってしまっているのです」と言った。

そこで2001年、彼はニューヨークのスタジオを閉め、1年間の休暇を取ることにした。
実際、彼は7年ごとに研鑽を繰り返すことに決めたのである。
最初のサバティカル(長期休暇)では、ニューヨークに滞在した。
日記を見返して、もしも忙しくなかったら、本当はやりたかったことは何かを、すべて見つけ出した。
それらをリストにし、週あたりのスケジュールに組みこんだ。
この年、彼は自分の仕事への愛を再発見したのである。
また次の7年間にデザインしたものは、サバティカルの1年間に得たアイデアから生まれたものだった。

当初彼はクライアントが離れていくのではないかと恐れたのだが、1年かのオフが彼の作品にもたらした斬新さをクライアントは高く評価したということになる。
そう、彼のサバティカルは長期に及んで元が取れたのだった。

その力を強く信じたもう一人はフェラン・アドリア。
世界のベストレストランに5回選出された記録を持つレストラン「エルブジ」のオーナーにして主任シェフである。
彼は年間に6ヵ月しかエルブジを開けない。
残りは店を閉めて、キッチンスタッフ全員は実験にいそしむのだ。
彼は「今、我々は知識を食べているところです」と言うのが好きだ。

エルブジは年間8000席分の客を取ることができるが、2万人以上の客が順番待ちをしている。
それでも、彼は実験時間を手放すことはしない。
実験し、結果として新たな料理をする喜びを得る時間を持つことこそが、彼のレストランの人気の理由なのだろう。

あなたは「自由に考える」時間を得るために数ヵ月のオフを取る必要はない。
スリーエム社には15%プログラムというものがあって、全員が労働時間の15%を自分自身のプロジェクトのために使えるようになっている。
ポストイットノートのアイデアはこの時間から生まれたことは有名である。

グーグルではスタッフは労働時間の20%を自由に使うことができ、Gメール、グーグルマップ、グーグルトーク、アドセンスもこの時間から生まれたものだ。
今やアドセンスだけでグーグルの年間収益の25%を担っている。

*(筆者注)エルブジは、絶大な人気にもかかわらず損失がさみ2011年に閉店した。今回は約1000万ユーロ(約12億4880万円)を投資し、同じ入り江に2020年に形態を変えオープンする予定


『ブレインハック』小学館集英社プロダクション

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このコロナ禍においては、1ヵ月、いやそれ以上休む会社や店舗が続出した。
学校や塾をはじめとして、飲食店や、百貨店、映画館やジム、遊興施設、文化施設、テーマパークなどだ。
今後、関連する多くの会社や店舗の倒産や閉店が出てくることが懸念されている。

倒産の危機がある中、経営数字を抜きにして、なにをノーテンキなことをと、お叱りを覚悟でいうなら、今我々は大きなサバティカルを得たことになる。
多くの飲食店やサービス業においては、日々利益の薄い商売をしている。
週に2日の休みもままならないのが現状だ。
そんななか、強制的にという側面はあるにせよ、この長期の休みは多くのサービス業関連に従事する人たちにとって、今後大きな影響を与えるに違いない。

今まで、サービスをする側に、あまりにも余裕がなさすぎたのだ。
そして、このコロナ禍が過ぎ去ったあと、来年には、サバティカルが取れるところが増えるのではないか、などと夢想する。
このコロナ禍というのは、サバティカルに限らず、今後あらゆる面で、この日本が大きく変わる変節点になるのだと思う。

この大きなパラダイムシフトを粛々と乗り越えていきたい
posted by Dr.モーリィー at 23:27| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月23日

No 5606   【私の武器は無知】


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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【私の武器は無知】

ウィリアム・A・コーエン氏の心に響く言葉より…



ジャック・ウェルチがGEの経営者として大成功できたのは、ドラッカーからふたつのことを問われたからだ。
「GEという会社をこれから作るのだとしたら、いまのような事業としますか」と
「ひとつめの問いに対する答えがノーの場合、どうされますか」である。

いろいろと考えたウェルチは、利益は出ているが期待ほどではない事業を整理していく。
そしてその結果、全社的な効率が上がり、GEはすさまじいばかりの成功を収めたわけだ。
「市場で1位か2位になれないのであれば、その事業は売却するか整理する」がウェルチの打ち出した基本方針だった。

実はこの20年近くも前の1964年、ドラッカーは『創造する経営者』でこのふたつの問いにつながる廃棄理論を検討しており、ウェルチに対するふたつの問いは、この理論の応用だった。

T型フォードは20世紀にもっとも影響力のあった車だとされている。
正確には、「ザ・カー・オブ・ザ・センチュリー」で1位に輝いたのだ。
それも当然と言えるだろう。
なにせ、T型フォードは1908年から1927年まで累計で1500万台以上も生産のだ。
この19年間に若干の改良がないことはなかったが、T型フォードは基本的に当初設計のまま、変更なしであることが特徴だった。
「黒である限りは好みの色が選べる」とフォード車自身が宣言したくらいだ。

対してゼネラルモーターズ社は、さまざまなデザインとオプションの提供で対抗。
ヘンリー・フォードは、一言、「T型フォードのデザインは『最初から正しい』、だから変更しないのだ」と切り返した。

だが実際のところ、他社の新製品に対抗できなくなってT型フォードは姿を消す。
フォード社に成功をもたらしたデザインではあったが、もっと早く、何年も前に捨てるべきだったのだ。
それをしなかったがために、フォードは、40年もゼネラルモーターズの後塵を拝することになる。
その対価が、「最初から正しい」と宣言できたこと、また、廃棄しなかったから得た若干の利益のみではあまりに残念だと言うしかないだろう。

つまり、なんであれいましていることを捨てられるよう準備しておかなければならないし、同時に、新しいものを全力で生みだせるように準備しておかなければならない…これがドラッカーの考え方である。
継続的な改良、果実の回収、イノベーションを進めるかたわら、廃棄しなければならない。

『ドラッカー全教え ~自分の頭で考える技術~』大和書房

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さまざまな業界でコンサルタントとして成功できた秘訣を尋ねられたドラッカーは、こう答えた。
『私は、コンサルティングする業界の知識や体験をもとに問いを投げたり対応したりしことはないよ。
逆だ。
知識も体験も使わない。
まったくだ。
私の武器は無知。
どういう業界のどういう問題であっても、それを解決しようとするだれかを助けるには、無知が一番大事な要素になる。
使い方さえわかれば、無知はそんなに悪いものじゃないよ。
そのあたり、経営者なら知っておいて損はないね。
問題に対処する際、過去の経験から知っていると思っていることをベースにするのではなく、なにも知らないと思ってあたるべきなんだ。
なぜなら、知っていると思っていることは、案外まちがっているものだからだ』

昔から、商店街や地方を活性化させるのは、「よそ者、若者、ばか者」だと言われる。
昨今ではその条件にあてはまらない事例がだいぶ出てきているが、いずれにしても、他の人とは違った視点を持ち、いわゆる「無知」を武器にして、リスクを恐れず行動するという点では、同じだ。
パナソニックの創業者、松下幸之助氏は、それを「素直な心」と言った。

『一般に、素直な心というと、おとなしく従順で、何でも人の言うことをよく聞いて、よかれあしかれ、言われたとおり動くことだというように解釈される。
しかし松下幸之助のいう“素直な心”はもっと力強く積極的なものである。
それは私心なく、くもりのない心、とらわれない心、自分の利害とか感情、知識や先入観にとらわれず、物事をありのままに見ようとする心である。
人間は心にとらわれがあると、物事をありのままに見ることができず、その実相、真実の姿を正しくとらえることができない。
それでは判断を間違え、行動を過つことになりやすい。
それに対して素直な心は、何ものにもとらわれず、物事をありのままに見ることのできる心である。
したがって素直な心になれば、物事の実相が見える。
それに基づいて、何をなすべきか、何をなさざるべきかということも分かってくる。
なすべきを行ない、なすべからざるを行なわない真実の勇気もそこからわいてくる。』(松下幸之助ハンドブック)より

ドラッカーのいう「無知を武器にする」とは、素直な心で、知らないことは尋ねたり、教えを受ける。
そして素直な心で、とらわれず、決めつけず、おごらず、意固地にならず、物事を謙虚にありのままに見る。
すると、「〇〇でなければならぬ」という「ねばならぬ」がなくなり、もっと自由が発想がでてくる。

「打つ手は無限」という言葉がある。
素直な心で、自分の「無知」を生かせば、どんな困難に対しても、「打つ手は無限」となる
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2020年05月22日

No 5605  2020リフォーム A

昨日の木曜日
本院の休診日を利用して 2020毛利歯科リフォーム大作戦 第2弾を遂行

前回の待合室も 更にグレードアップ!

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個室診療室も 特別診療室よりも グレードが上がったような

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皆様に 喜んでいただけるように 更なる進化を目指します
posted by Dr.モーリィー at 22:03| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

No 5604   【運がよくなり、評判がよくなる方法】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【運がよくなり、評判がよくなる方法】

浜松医科大学名誉教授、高田明和(あきかず)氏の心に響く言葉より…


何か他人に尽くし、それがその人に感謝されなくても、私たちの業に貯金されますから、そこから褒美が返ってくるのです。
運がよくなり、評判がよくなるのです。

これは、他人に嫌なことをした場合も同じです。
私も他人の悪口をいったことがあります。
不思議なことにそれが回り回って、自分の耳に返ってくるのです。
まるで一周回ったかのようです。
そしてその悪口が本人に聞こえたかのような結果になりました。
その人と私の関係が悪くなったのです。

それが「悪因悪果(あくいんあっか)」です。
このように、人の行い、人の言葉というのは、因縁の渦の中で回り、最終的にはすべて自分に還ってくるのです。

偶然助かったとか、あれが起こったら大変なことになったのに起こらなかった、などと胸をなで下ろした経験はないでしょうか。
一方、その大変なことは別の人には起こっているのです。
だから、自分にそのことが起こらなかったと安堵するのです。
じつはこれは、私たちがなした徳の結果がこのように表れたのだと思っています。

何か他人に尽くした時に、すぐにお礼をいわれ感謝されるのと、万一の偶然に奇跡的に助かるのとどちらがよいでしょうか。
もちろん後者でしょう。
このように考えると、自分が他人にしたことが、他人にはあまり理解されず、感謝もされないけれども、徳を積んだおかげで自分や家族に不運が来ない方がはるかに恵まれていると考えないわけにはいきません。

ですから、「恩を仇で返された」などと怒ることはないのです。
恩を与えたその人などはたいしたことはないのです。
もっと重要なことで幸運に恵まれた方がどのくらいよいかわかりません。
何かをする時に相手に感謝を求めるよりも、それが自分の幸せになると考えるべきです。

『困ったことは起こらない 禅が教える“無限の力"』きこ書房

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「天の蔵に徳を積む」という言葉がある。
人に知られず陰徳を積むと、それは天にある蔵に少しずつ貯まっていく、というのものだ。
誰かに怒られたり、イラっとすることがあったり、お礼を言われなかったり、嫌なことがあったりすることも、徳積みになる。
その蔵に徳がたまると、自分や、家族やまわりに徳のお返しがある。
徳のお返しとは、運がよくなるというより、むしろ不運なことが減るということ。

人生においては、幸運と不運は交互にくると言われる。
幸運ばかりが続く人、不運ばかりが続く人はいない。
しかしながら、不運を減らす方法はある。
その一つが、「天の蔵に徳を積む」という方法。

もう一つの不運を減らす方法は、自ら苦労を取りにいくこと。
さらなる努力したり、頼まれごとを引き受けたりして、自分を高め、世のため人のために尽くすこと。
これは、リタイアして一線を退いた人に特に言えることだ。

仕事や家族があり、一線で動いている人は、それは自然にできている。
苦労を求めなくても、ほとんどの人は普通に苦労は次から次へとやってくるからだ。

ただし、ここで大事なことは、嫌なことや苦労がやってきたとき、文句や愚痴や泣き言を言ったりしないこと。
嫌なことがあったとき、それに猛然と言い返したり、徹底的に議論して言い負かしたりしないこと。
文句を言った途端、天の蔵の徳は一気に消えて無くなってしまう。

そして、むしろ逆に、その苦労に対して、感謝する人がいる。
すると、その人の天の蔵の徳は、何もせずとも自然に増える。

運がよくなり、評判がよくなる方法を身につけたい
posted by Dr.モーリィー at 06:36| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月21日

No  5603   【二者択一するための深い理解が必要】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【二者択一するための深い理解が必要】

大東文化大学准教授、山口謡司氏の心に響く言葉より…


現在は、インターネットの普及と、パソコン、タブレットなどの進化によって、これらを十分に活用すれば、ひとりでどんどん勉強していくことができるようになりました。
時間を選ばない、場所を選ばないということは、ひとりで学ぶことの最大のメリットです。
ここで、私が行っていることを少しご紹介しましょう。

独学をしていくには、なんと言っても「基礎的な知識」をつけることが必要です。
この基礎的な知識とは、すなわち、高校レベルあるいは大学の1,2年生までにつけておくべき教養の部分です。
たとえば、リクルートマーケティングパートナーズが運営する「スタディ・サプリ」では、小学校から大学受験までの、5教科18科目の授業動画を見ることができます。
資料もPDFで配信されています。

ここで教える先生たちは、教え方も丁寧でわかりやすく、見ているだけでも「そういうことだったのか」と、納得する説明を本当によくしてくれます。
自分の基礎的な知識レベルを落としたくないからです。
それから、新聞や雑誌もiPadなどのタブレットで読むと、とても便利です。

新聞なら二紙か三紙の見出しを電子版で読むことは、紙で読むよりも速く読んでいくことができます。
保存しておきたいとと思う記事は、すぐにEvernoteやSlackなどのクラウド・データサービスにアップロードすることもできます。
雑誌などもNTTのdマガジンなら、定額で1500冊以上の雑誌が読めて、データを保存できます。

『自分一人で学び、極める。』フォレスト出版

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山口氏は「知性」についてこう語る。

『知性とはどのようなものを言うのでしょうか。
英語の「Intelligence」は、ラテン語の「intelligere」に由来しますが、これは、もともと「二者択一」ということを意味するものでした。
しかし、二者択一と言っても、選ぶためには明確な説明ができること、またそれぞれについての理解が必要です。
つまり、「“二者択一”のための深い“理解”」こそがIntelligenceと言われるものなのです。
「知性」とは、「学びながら少しずつ身につけていくことによって、物事を間違わずに選択でき、かつ、その選択の理由を明確に人に説明することができる力」をいうことになります。』

人生においての大事な決定は、突き詰めるとだいたいが二者択一になる。
右に行くか左に行くか、やるかやらないか、イエスかノーか。
そして、その決断をもう一歩突き詰めると、それは「現状打破」か「現状維持」かという二者択一の選択になる。
現状打破は、今を変えていくチェンジの姿勢。
現状維持は、今を変えないという結局は退歩につながる姿勢。

二者択一のための深い理解を得るために…
自分一人で学び、極める力を養いたい
posted by Dr.モーリィー at 06:54| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

No 5602   【嫌なことがあったら、「これはいいことが起きる前兆だ」と思い込む】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【嫌なことがあったら、「これはいいことが起きる前兆だ」と思い込む】

志賀内泰弘(しがないやすひろ)氏の心に響く言葉より…



人生なんて、「つらいこと」「嫌なこと」「悪いこと」ばかり…ではありません。
「悪いこと」ばかりだったら、気が狂ってしまいます。
「いいこと」もあれば、「悪いこと」もある。
でも、なぜか、「いいこと」はすぐに忘れてしまうのに、「悪いこと」ばかりが強く印象に残ってひきずってしまうのです。

これは、人間の遺伝子、つまりDNAがそうさせているのです。
一説では、人のすべての行動は、DNAに左右されていると言われています。
それは、子孫を残すためです。
ウィルスや菌、天敵となる動物から身を守るための本能的な働きなのです。

なぜ、「悪いこと」ばかりが心に残ってしまうのか。
それが、人間にとって、プラスのことなのか。

それは、DNAが「同じようなことがあったら注意しなさい」と言っているからに他なりません。
例えば、一度、火傷をした人は、灯を見るだけで敏感になります。
「かわいいな」と思って近づいた犬に手を噛まれる。
もうその人は、犬を見ただけで逃げようとするでしょう。
防衛本能ですね。

肉体的なことだけでなく、精神的なダメージにおいても、DNAが「忘れないように」とサインを送ってくれているのです。
だから、生きることはつらく苦しいわけです。

でも、大丈夫。
忘れてしまいがちですが、「いいこと」も間違いなく経験しているのです。
そして、「悪いこと」は続かない。
また、一見「悪いこと」と思えることも、後で考えたら、「いいこと」に結びついていたということもあります。

例えば、今の勤め先で働いているのは、別の会社の入社試験で落ちてしまった「おかげ」です。
その「おかげ」で、今の職場で恋愛して結婚できた。
つまり、「過去」の「悪いこと」は、「現在」の「いいこと」と連なっていて、結びついているのです。

もし、「悪いこと」が起きたら、すぐさま「いいこと」を思い浮かべて打ち消してください。
「悪いこと」が起きたら、「これはいいことが起きる前兆だ」と思い込むのです。

『つらくなったとき何度も読み返す 「ポジティブ練習帳」 (DO BOOKS)』同文館出版

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イギリスの名宰相チャーチルは「 悲観論者はチャンスの中に困難を見るが、 楽観論者は困難の中にチャンスを見る」と言った。
そして、「 困難の中にはチャンスが隠されている」と言ったのはアインシュタインだ。

我々は、困難のさなかにいるときは、その困難なことへの対処で手いっぱいになる。
しかし本当は、その困難が始まったときは、すでにその中にチャンスが埋め込まれている。
それは、「幸運は不運の顔してあらわれる」ということ。

その困難や不運を乗り越えれば、次には必ず幸運やチャンスがやってくる。
テレビや映画のドラマでは、ラストのハッピーエンドの直前は、大ピンチになると決まっている。
そして、そのピンチが大きければ大きいほど、ハラハラドキドキすればするほど、そのドラマは盛り上がる。

嫌なことがあったら、「これはいいことが起きる前兆だ」と思える人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 07:06| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月19日

No 5601   【圧倒的な当事者意識とは】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【圧倒的な当事者意識とは】

遠越段氏の心に響く言葉より…



《当事者意識を持つ
傍観者はダメである。
どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。》(藤田田/日本マクドナルド、日本トイザらス創業者)

当事者意識とは、すべて自分の問題としてとらえられることである。
この当事者意識を持てる人かどうかが、いわゆる世の中で役に立つ人かどうかも分ける。

当事者意識を持てない人がいる。
いわゆる傍観者だ。
これは楽だ。
しかし、生きている意味があまりない。
すべての人のがんばりや行動の結果のおこぼれで生きていこうという、さもしい心情の人なのだ。

同じように失敗についてだが、カーライルは次のように言う。
「失敗の最たるものは、何一つそれを自覚しないことである」
本当に自覚のない人と、意識的にというか自分から自覚のないように距離をとる人がいる。

実にもったいない人生である。
人生は自分のものである。
そこに傍観者でいることは、何ともったいないことか。

『世界の名言100』総合法令出版

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リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEO、峰岸真澄氏は、「当事者意識」についてこう語る。

『リクルートの企業文化は、「起業家精神」「圧倒的な当事者意識」「個の可能性に期待し合う場」という三つの要素から成り立っています。
起業家精神と個の可能性に期待し合う場は文字通りの意味ですが、圧倒的な当事者意識というものがわかりにくいかもしれません。
「圧倒的」とはどういうことなのか、と。
「圧倒的な」当事者意識とは、自分の持ち場を越え、分をわきまえないことを意味します。
他者からすれば一瞬余計なおせっかいと思われても、顧客や事業価値向上に貢献すると思えば実行し、成果にも責任を持つことです。
これが「圧倒的な」という言葉に込められています。
端的に表れているのが「あなたはどうしたいのか」と、常に問い続けるマネジメントです。
自分の仕事と事業のミッションとを深く関連付けて理解していなければ、「あなたはどうしたいのか」という問いには答えられません。
多くの企業では疑問点を上司に聞けば上司が答えてくれるという「効率的な」仕組みがありますが、その仕組みに慣れていると、個人として課題を設定し、その課題をみずから解決する能力が養われません。
リクルートには、その文化が根付いているのです。
定められた仕事で成果を出したうえで、さらにその範囲を超えて、さまざまな改善・変革活動を行うことを奨励している。
しかもそれで成果を出した人材のほうがより賞賛される、ということになります。』(修羅場は与えられるものでなく、みずからつくるもの/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー)より

当事者意識のない人、傍観者や評論家に、「あなたはどうしたいのか」という問いを投げても答えは返ってこない。
文句や批判を言っている人に、自分だったらこうするという具体案はないからだ。
責任をもたず、ただ言いっぱなし。
他人事(ひとごと)の人は、自分は安全な場所にいて、リスクもとらないし、汗もかかない。

圧倒的な当事者意識とは、自分の持ち場を越え、分をわきまえないこと。
たとえおせっかいと思われようが、自分の持ち場を越えて、どんどん越境する。
逆に、「分をわきまえる」とは、よけいなことをしない、出しゃばったり、出すぎたことをしないこと。
「分をわきまえない」とは、よけいなことをして、出しゃばり、出すぎたことをすること。

「出る杭(くい)は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」
と言ったのは松下幸之助氏。
圧倒的に突き抜ければ、たたかれることはない。

起業家に当事者意識のない人はいない。
起業家とは、自らの責任で、自ら事業を興す人のことだからだ。

事にあたって…
圧倒的な当事者意識を持てる人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 06:06| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

No 5600   【好奇心は、凹まない人になるためには必須の要素】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【好奇心は、凹まない人になるためには必須の要素】

アル・シーバート氏の心に響く言葉より…


好奇心は、凹まない人になるためには必須の要素だ。
理由は簡単、あなたが状況にうまく適応しようとするならば、まず最初に状況をしっかりと把握することが必要になるからだ。
そして好奇心は、心が開いていなくては発揮されない。
心が開く、ということはあなたの周りを先入観や色眼鏡なしに見るということだ。

新しい状況に最もうまく溶け込める人とはどんな人だろう?
それは最も正確に、起こったことをとらえている人だ。
そして、その反対に世界を自分勝手にねじ曲げてとらえている人は、たいていうまくいかないし、生き残ることも難しい。
心を閉じている人は、自分に都合の悪いことは聞こうとも見ようともしないものだ。

新聞や雑誌は、従業員や顧客の声に背を向け続けて会社を傾けてしまったダメ経営者の話にあふれている。
1947年にさかのぼる。
ベル研究所の研究者が、当時まで使われていた巨大な真空管ラジオにかわる小さな器械を発明した。
その器械、トランジスタは、現在では20世紀を代表する発明の一つと言われているが、当時のアメリカの電機メーカーは、どこもその将来性を認識できなかった。
ところが、日本には、そこに大きな可能性を見出した会社があった。
そして作られたのが、ソニー・トランジスタ・ラジオだ。
やがてアメリカの電機メーカーはラジオの国内シェアの多くを日本企業に明け渡すことになる。

企業トップの新発明に対する閉じた姿勢が、こんな事態を招いてしまったのだ。

あなたは人と話していて、「ああ、この人の現状認識はずいぶんずれているな」と感じることはないだろうか?
彼らは最初から先入観を持って自分の周りのことをとらえていて、その考えと一致しないものは排除してしまっている。

あなたはどうだろう?
あなたは厳しい事実から目をそらすことはないだろうか?
あるものから目をそむけ続けて、気がついたときには大変なことになっていた経験はないだろうか?

離婚届けを妻から突きつけられた夫が「寝耳に水の話だ」と呆然とする、なんてことを聞く。
子どもの非行に親が気づくのは周りの人よりもずいぶん遅かったりもする。

あなたの心の目が開いていれば、予期しなかったような状況でも適切な「対応」ができるようになるだろう。
変わりつつあるものに自主的に心を開いて見つめる、というのは凹まない人の特質だ。

好奇心を持つことは本当に大切なことだ。
散歩中でも、非常時にあっても、どんなときでも、あなたは心の目を閉じてはいけない。
好奇心を持つという習慣は、あなたを取り巻く新しい現実を読むことを可能にしてくれる。

たとえば、周りの人がどう考え、どう感じ、どうしたいのかをあなたは瞬時にスキャンできるようになる。
速読をする人が本のページを瞬時にとらえるように、あなたの目も新たな状況を読めるようになる。
好奇心に関わるどんな習慣をあなたは持っているだろうか?
たとえば、言葉に対しての好奇心は強いだろうか?

『凹まない人の秘密』ディスカヴァー

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好奇心を持つというのは、子どものように面白がること。
仕事において、成功する人は固定観念をもたない。
そして柔軟だ。

しかし、面白がることをしない人、好奇心を持たない人は、新たなことにチャレンジをしない。
失敗することを恐れるからだ。

新しいことに興味を持つ人は、未来に対して肯定的だ。
だから、失敗をおそれず、新しいことを何度も試してみる。
つまり、失敗しても凹まない。

「過去の自慢話しかしない大人が多いじゃないですか。 今、何をやるか。 これから何をやれるか。 何に面白がれるか。 それしかすてきじゃないでしょ」
と言ったのは、女優の桃井かおりさん。

面白がれる人、好奇心でキラキラしている人は凹まない
posted by Dr.モーリィー at 07:12| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする