2019年02月03日

No 4991   【「デザイン思考」でゼロから1をつくり出す】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【「デザイン思考」でゼロから1をつくり出す】

中野明氏の心に響く言葉より…



テレビ局の元プロデューサーで、現在は現役を引退している私の知人が、こんな言葉をつぶやいたことがあります。
「私たちの時代は本当に良かった。先輩のやり方を真似ていれば、万事うまくいきましたからねぇ…」
いまこの本を手に取っている人がこの言葉を聞いたとしたら、なんともうらやましい話だなぁ、と感じるに違いありません。

というのも、現代は過去の延長でものごとを判断したり行動していては、思うような成果が出ない時代に突入しているからです。
たとえば、かつては「モノ作りは日本のお家芸」などと言われたものです。
しかしいまやモノ作りの拠点は海外に移転し、「お家芸」などと言うのがおこがましい時代です。

落日の典型が家電業界や家庭向けゲーム業界でしょうか。
すでにサンヨーの名は世の中から消え、シャープの経営危機は続いています。
あのソニーでさえ輝きを失い、任天堂の売り上げはつい先頃まで下降するジェットコースターのごときものでした。

先の知人が所属していたテレビ放送業界も例外ではありません。
ネット回線を利用した画像配信サービスのネットフリックスがいよいよ日本に上陸し、視聴者が観たいときに自由にテレビ番組や映画を観ることができるようになると業界の再編は必至です。
もはや先輩のやり方を真似ているだけではどうにもなりません。
組織は右肩上がりで成長し、人は年功序列で出世して、やがて悠々自適の老後を送れる世界など、もはや幻想です。

不毛な消耗戦から脱却するに当たって注目を集めているのがイノベーション、つまり革新的な手段や方法です。
そもそもイノベーションの重要性を最初に説いたのは、経済の動態的な発展とその要因について研究した経済学者ヨーゼフ・シュンペーターです。
シュンペーターはこの非連続的な発展、従来の軌跡とは異なる軌跡上での発展こそが、経済の動態的発展だと考えました。
そしてシュンペーターは、この非連続的な経済発展の原動力になるものこそがイノベーションだと考えたのです。

イノベーションは、既存の人やモノの結合を解体して、従来とは異なる新たな結合の実現、すなわち「新結合」によって達成されます。
この活動は古い秩序を破壊して新しい価値を創造することです。
ですからイノベーションとは「創造的破壊」でもあるわけです。
そしてこれが「ゼロ」から「1」をつくる本当の意味です。
つまり「ゼロ」とは「無価値なもの」、「1」とは「価値あるもの」の象徴的な表現にほかなりません。

不毛な消耗戦からの脱却に求められているのは、既存路線の延長線上での連続的発展ではありません。
従来の秩序からズレたところ、いわば従来と異なる軌跡の上に新たな価値を創造する非連続的な発展です。

そして、その有力な手法の1つが「デザイン思考」なのです。
「デザイン思考」とは、《イノベーションを生み出すために、卓越したデザイナーの思考法を活用すること》。

『超図解「デザイン思考」でゼロから1をつくり出す』Gakken

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「デザイン思考」について本書の中にこう書いてある。
『■ 1のものを100にする試みではなく、ゼロから1を生みだす試み
■ 「開発者の視点」でなく、「生活者の視点」からの問題解決
■前例や合議よりも、希望と願望を優先させたプランニング
■失敗の繰り返しを前提とした前向きなアプローチ
■「こうあるべきだ」でなく「あったらいいな」という、人々の共感を大切にするマインド
論理思考ではフォローできない、人間重視・生活重視の思考、それこそが「デザイン思考」なのです!』

そのために必要なのが、「共感力」。
一旦自分の意見や主張を捨て、問題や課題と寄り添い、それに共感する姿勢。

次に必要なのが、「フレーミング力」。
視点を変え、視点をズラして、真の問題は何かを探る力。

そして、大事なのは「常にトライする力」。
失敗をおそれず、まずやってみる、そして成功するまでそれを修正し続ける力。
ポジティブ思考で、量をこなし、失敗しながら進む。

すぐれたアイデアや発想のコツは、組み合わせにあり、それをあきらめず、考え続けた人だけに降りてくる。
「デザイン思考」でゼロから1をつくり出したい
posted by Dr.モーリィー at 22:53| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

No 4990   【仕事と人生を激変させるなら】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【仕事と人生を激変させるなら】

金川顕教氏の心に響く言葉より…



「一日一冊ビジネス書を読んでいます」という人や、「映画を年間100本見ています」という人、「毎週、セミナーを聴きに行っています」という人がいます。
こうした行動は、すべてインプットです。
そして所詮忘れてしまうことなので、僕に言わせれば、ゼロプット。
ですからこんなことをしている人の話を聞くと、「だから何?」となります。

インプットなんて仮想世界にあるようなもの。
学んでいると勘違いしているだけで、一つも身についていません。
いくら読んだり、聞いたりしても、忘れてしまって後には残りません。

例えば不動産の優良物件があったとします。
「ここのマンションはおすすめです」という文章を読んだとしても、まったくほしくはなりませんん。
内装の写真を見たってそこまで興味は持てません。
でも実際に現場にまで行き、部屋の中を歩いて動線をたしかめたり、クローゼットを開いたりして、使い心地を判断すると、人はほしくなるものです。

服だって同じです。
ネットで「いいな」と思う服を見つけても、実際に着て、体を動かして着心地を確認しなければ、その服の良さはわかりません。
「行動」をすることで、人ははじめて「これ、いい」とか、「この家に住みたい」という感情が湧いてくるのです。

読書も仮想世界の中にあるようなものなので、ただのインプットで終わらせず、現実世界でアウトプットすることが大切です。
つまり、「本を100冊読みました」「偉いですね」でもありませんし、10冊の本を読んで終わる人よりも、1冊の本をしっかり読んで、しっかりアウトプットした人のほうが、はるかに身につくわけです。
本を1冊読みたいと思うなら、アウトプット先を前もって決めておくと効果的です。
例えば、アマゾンレビューを書く、日記にあらすじを書く、アイデアを書き出す、TODOリストを作る、メモ帳に思いついたことを書く…などなど、こうしたアウトプットを目的に本を読むという逆の発想をするのです。
たったこれだけのことで読書の成果は変わります。

1時間かけて、1冊の本を読んだだけでは、その1時間は、ただのゼロプットの時間です。
でも5分、10分、アウトプットの時間を取ることを前提に行えば、アウトプットの時間は、1万時間にカウントされ、それが結果に結びつきます。

昔から仲がいい友人に、とても優秀な営業マンがいます。
彼は年収1億円を切ったことがなく、約5000人の社員の中でも、常に営業成績はトップです。
ちなみに彼は、話題の本のタイトルをチェックするぐらいで、本をほとんど読みません。
それなのになぜ優秀なのか。
それは、毎日、飲み会、ゴルフ・パーティと、リアルの世界で、ひたすら人と会って話をして、アウトプットをしているからです。
読書は、アウトプットするためのきっかけや、人とコミュニケーションをするためのネタにすぎません。
インプットに命をかけるヒマがあるくらいなら、行動することこそが、最速で結果を生むのです。

『仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい』SBクリエイティブ

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どんなに素晴らしい知識があろうと、世界を変えるようなアイデアを持っていようと、自分の頭にしまっておくだけで、世に伝わらなければそれは無いのと同じ。
つまり、すべてのことは、アウトプットされなければ存在意味はないということ。
それが、行動するということ。

日本の昔からの学校教育の弊害がそこにある。
何かを覚えてそれを再現するというシステムの繰り返しだからだ。
高校受験や大学受験がまさにそれだ。

しかし、録画や録音なら、AIのほうがよっぽど優れている。
人は、アウトプットして初めて、自ら考えるようになり、それが行動に結びつく。

読書においても、読後感や読書録を書くことを前提に本を読めば、驚くほど速読になれる。
それを続けると、書きたい箇所の文章がピンポイントで目に入ってくるようになる。
必然的に、書けない箇所は飛ばし読みできるので、速読になる。

「仕事と人生を激変させるなら」
日々、アウトプット力を磨きたい
posted by Dr.モーリィー at 07:29| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする