2018年11月23日

No 4882   【成熟した大人のとるべき態度】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【成熟した大人のとるべき態度】

美輪明宏氏の心に響く言葉より…


もう古い話ですが、ある人気タレントが結婚したとき、テレビも雑誌も、まるでお祭りみたいに騒ぎたてていました。
私は、なぜ、若い女の子たちがあの人を目標にしていたのかがわかりません。
大人の女とはほど遠い、舌ったらずな喋(しゃべ)り方で「娘のほうが大人で私のほうが子供だ」なんて臆面もなく言って、喜んでいる幼稚さ。
歌にしたって、あれは30半ばをすぎたおばさんの歌う内容ではないでしょう。
恋だ恋だと、鼻をならして叫んでいるだけで、少しも心に響いてきません。

30過ぎた人間には、30過ぎた人間の歌うべき歌い方、表現方法というものがあるのです。
はたちの成人式も過ぎたおばさんタレントや30過ぎのおばさんタレントが、“ワタチ、カワユイデチョ?”と媚(こび)の押し売りをしているのは、ほとんど凶悪犯罪だと思います。
中には、50歳を過ぎたヒーおばあさんが、何十年も昔「可愛かった」と言われた言葉にしがみついていまだに“婆ちゃん嬢ちゃん”よろしく可愛ぶってみせているのは、真に悲惨この上ない見世物で、そぞろ人の世の哀れを覚えます。

今の日本人は小粒で、子供のまんま、未成熟のまんま、ストップしてしまう。
ファッションも恋愛も生き方も、すべて中途半端。
それに今の人は、知識がなさすぎます。
過去の様々な種類の歴史に残る人物たちのことをよく調べてごらんなさい。
もっと激しくすさまじい女たちが過去にたくさんいたことを知らずにいるのは人生の損失ですよ。

私は身の上相談を25年やってきているけれど、2〜3回の結婚なんて少しも珍しくないんです。
4〜5回、出たり入ったりする人だっていっぱいいます。
歳の差だってそう。
6歳の開きくらい、別に驚かない。
32歳年下の男性と結婚している人を私は知っています(笑)。

とにかく、そうやって皆くっついたり、離れたりしてトラブルも起こしたりするわけだけど、それぞれのカップルのことは、他人にはけっしてわからない。
けんかばかりしていても、結局のところとっても仲がいい…という人たちもたくさんいますしね。
ことほどさように、男女のことに関しては他人がとやかく口出しすべきものではないんです。
成熟した大人はそれを放っておくべきです。

たとえば、フランスなんかは、皆それをわかっている。
マスコミがミッテランの愛人問題をスキャンダラスに書きたてても誰も相手にしない。
それどころか逆に「プライバシーをとやかくいうのは下品だ」と国民から袋叩きにあってしまう。
それだけ成熟しているということでしょう。

だけど、日本は覗(のぞ)き見趣味で芸能人のプライバシーをPTAや小姑だかのように騒ぎたてる。
聖人君主ヅラをして。
しかもいい歳した分別もってしかるべき男たちが、芸能レポーターと称しては、誰それが子供を生んだとかその人の仕事とはまるで関係のない、瑣末(さまつ)なことばかり思い上がった裁判官ヅラして暴きたてる。
なんて恥知らずなことでしょう!

仕事さえきちんとやって他人に迷惑さえかけなければ、プライベートは何をしてもいいと私は思います。
あとはその人の勝手。
責任を持つのもその人だし、不幸になるのもその人なんです。

だから、私は他人の結婚相手なんて、微塵(みじん)も興味が湧かないんです。
好きな人といっしょになればいいし、捨てられるんだったら捨てられればいい。
どうぞご勝手に…。
そして、その人が困って相談にきたときには、初めて真面目に興味を持って相談にのってあげればそれでよいのです。

『天声美語』講談社

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往々にして、結婚している人は結婚していない人を裁きたがる。
いわく、「子どもがいないと寂しくない?」「孤独死とか大丈夫?」「老後の生活、不安じゃない?」「病気のとき誰か看病してくれる人いる?」等々。
いずれも、余計なお世話だ。

成熟した大人は、自律した人。
自律した人は、自分の行動に責任を持てる人。
だから、他人のプライバシーには関心がない。

自分の行動を棚にあげて、他人を裁きたがる人は成熟していない「子ども」。
「他人のズルを許せない」「不謹慎な人を叩く」「目立つ人を許せない」というように自分の勝手なルールで人を裁いたり、正義感をふりかざす。
その根底にあるのは「嫉妬心(しっとしん)」。

成熟した大人のとるべき態度を身につけたい
posted by Dr.モーリィー at 18:51| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

No 4881   【自分でも怖くなるほど目標を大きくしてみる】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【自分でも怖くなるほど目標を大きくしてみる】

スティーヴ・チャンドラー氏の心に響く言葉より…



人生を変えるような新しいアイデアを本気で求めているのなら、目標を大きくする方法を試してみよう。
自分でも怖くなるほど目標を大きくする。
次に、その目標を達成しなければならないという前提で、達成する方法を考える。

これは一種の頭の体操だ。
あなたは、このゲームでとても楽しく遊ぶことができるはずだ。
なぜなら、それは目覚ましい効果があるからだ。

まずは、自分の目標からどれか1つを選ぶ。
そして、それを頭の中で2倍にしてみてほしい。
3倍でもいいし、10倍でもいい。
目標を大きくしたら、次に自分にこうたずねる。
これは真剣な質問だ。
「新しい目標を達成するために、自分は何をすればいいだろう」

私は最近、セールスの仕事をしている友人とこのゲームをしてみた。
彼が私のところに相談にきたのは、月10万ドルの売上を14万ドルに増やしたいと考えたからだ。
彼はすでにチームトップだったが、それ以上を目指していた。

私は彼に、月に20万ドル売るにはどうしたらいいと思うかたずねた。
「20万ドル!」と、彼は叫んだ。
「そんなのは不可能だよ。10万ドルでトップなんだ。20万ドルなんて誰もできるとは思ってないよ」
「でも考えてみてくれ」と、私は食い下がった。
「いや、ムリだ」と彼は言った。
「きみはわかっていない。私の目標は月に14万ドルだ。14万ドルでもかなり難しいんだよ。だからこうやって考えているんじゃないか」

私はついに、このゲームの仕組みを説明した。
「月に20万ドル売り上げるという目標を達成する方法を真剣に考えたら、14万ドルでは思いつかなかったような斬新な方法が見えてくるだろう」
彼はうなずくと、しぶしぶながらゲームを続けることに同意した。
「でもこれはあくまでも仮定の話だからな。20万ドルなんて目標はムリに決まっている」
「それでかまわないよ」と私は答えた。
「でも、もし月に20万ドルの売上を達成しなければ死ぬとしたら、どんな手段を講じるだろうか?」

彼は声をあげて笑うと、考えられる方法を列挙していった。
私はそれをフィリップに書いていった。
同僚の顧客を盗む、帳簿をごまかすといった非現実的な方法が一通り出揃うと、彼もまじめに考えるようになった。
最初のうちはなかなかアイデアが浮かばなかった。

「自分が2人いなければムリだよ」と彼は言った。
「営業プレゼンを今の2倍に増やさなければならない。同時に2人のクライアントを相手にしないと!」
そのとき、彼の中で何かがひらめいた。
大勢のクライアントを一堂に集めてプレゼンを行えばいいのではないか。

「ホテルの部屋を借りて、クライアントを20人招待しよう。ドーナツとコーヒーも用意してね。そうすれば、一度のプレゼンでかなりの成果を上げることができる」と彼は言った。
それからは、アイデアが次々と飛び出してきた。
新規開拓の電話を、出張の移動中にかける。
電子メールを営業に活用する。
事務のスタッフに営業に協力してもらう方法を考える。
顧客を長くつなぎとめるために、長く契約するほど安くなる料金体系を考える…。

彼の口からはアイデアがあふれ出てきた。
私はそれを必死になってノートに書きとめていった。
ここで生まれたアイデアは、すべて“大きな思考”のたまものだ。
目標通りの14万ドルではなく20万ドルで考えたから、生まれてきたのだ。
さらに驚くべきことに、彼は目標の14万ドルを、翌月には達成してしまった。

私自身もこの方法をよく使っている。
たとえば、これから3週間でセミナーの契約を2つ結ぶという目標なら、メモ帳を取り出し、「これから3週間で契約を10件結ぶにはどうすればいいだろう」と自分に質問する。
目標を大きくすると、思考のレベルも大きくなる。
10の問題を解決しようと頭をひねれば、少なくとも2つの問題は解決できる。

『自分を変える89の方法』ディスカヴァー

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自分の普段想定する目標の数倍高い目標を立てた時、今までのやり方では通用しないことが分かる。
普段の自分の殻(から)を破らなければ、とてつもない場所へは到達しないからだ。

20年前の日本のGDP(国内総生産)は約500兆円だったが、20年後の現在も500兆円だ。
だが、片や、アメリカやイギリスは約3倍、ドイツは2倍、中国にいたっては20倍以上も伸びている。

個別の企業においても、GAFAと呼ばれる「 Google」「Apple」「 Facebook」「Amazon」の頭文字をとったアメリカのIT革命の覇者たちは1980年代にはほぼ存在しなかった。
時価総額の世界ランキングで、1990年当時、20社以上の日本企業が上位50社以内に入っていた。
しかし、現在はトヨタを除くすべての企業がそのリストから消えた。

残念ながら、多くの日本の大企業はその売上げを何倍にもするという目標を持っていなかった。
歴代の下からたたき上げて来たプロパーの社長たちが、前年を少しでも上回れば良しとする、過去との対比で運営を行ってきたからだ。
片や、GAFAの起業したり転職したりしたトップたちは、世界を変えるという目標の元、計画を立ててきた。

到底考えられないような、とてつもない目標を持つことのすごさがGAFA企業にはある。
自分でも怖くなるほど目標を大きくすることにチャレンジしてみたい
posted by Dr.モーリィー at 18:51| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする