2021年04月28日

No 6029   【投げたものは返ってくるという法則】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【投げたものは返ってくるという法則】

斎灯サトル氏の心に響く言葉より…



《投げかけたものが返ってきます。優しさを投げかけると優しさが。笑顔を投げかけると笑顔が。》(小林正観)

人に優しくしたら、優しくされやすい。
笑顔で会話をすると、相手も笑顔になりやすい。
実は、逆もしかり。
むしろ逆から考えるとよくわかると思います。

いら立ちを投げかければ、相手もいら立ち、他人の不幸を願えば、自分にも災いという形で返ってきます。
イライラしながら攻撃的に相手と接して、相手が満面の笑みになることはありません。
もし立場が上の人が、強圧的に部下に命令したら、その人は一時的にいうことを聞くフリをするかもしれません。
しかし、その人のストレスは、別の形で発散されます。

お釈迦さまは、それを「因果応報(いんがおうほう)」という言葉を使って説明しました。
宇宙の法則のひとつです。

昔、インドのある王さまが、国内の治安について考えていました。
多額のお金をつぎ込み、警察(兵隊)を使い、民衆を強制的に抑えつけても、よけいに暴動が増えるだけでした。
抑えた分、反発があるのです。
暴動は増え続け、さらに多くの警察を雇い、財政はどんどん圧迫されました。

そこで、お釈迦さまの「因果応報」という考えを、教育などに取り入れました。
「人に嫌なことをすれば、嫌なことをされる。良いことをすれば、良いことをしてもらえる」
このシンプルな本質を伝えたことにより、国民は自分の行動を少しずつ考えるようになりました。

それだけで暴動がなくなり、治安が良くなったので、民衆も仕事がはかどり、物流も良くなり、国が豊かになっていきました。
人々には笑顔があふれていきました。
「負の連鎖」から「正の連鎖」にしていくには、このシンプルな法則を理解しておくといいようです。

『正観さんのしあわせ絵言葉』廣済堂出版

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小林正観さんのこんな言葉があります。
『振り返ってみると、私は「先生(教師)」に恵まれていました。
学生時代一度も「おい」とか「おまえ」とか呼ばれたことがありません。
どなったり、怒ったり、高圧的だったり、感情的であったり、という方はおられませんでした。
宇宙の大法則は「投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。愛すれば愛される、愛さなければ愛されない。嫌えば嫌われる。嫌わなければ嫌われない。」
だから、荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。
投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。
乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。
「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。
国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。
いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。
ときには人間に対して、土下座さえもします。
ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」
その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。
「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。
中西先生は「丁寧な言葉」以上に、「美しい言葉」をお使いになるかたでした。
「敬語」の使い方が素敵なのです。
年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。
「敬語をさりげなく使いこなせる人は、かっこいい」のでした。
会話の部分で丁寧な言い方をする。
そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ/マキノ出版)

夫婦で経営している、とても繁盛している飲食店があった。
その店では、ご主人が奥さんのことを名前で呼んでいて(たとえばケイコさんのように)、「〇〇さん、〇〇お願いします」と、とても丁寧だった。
反対に、別の夫婦で経営している中華のお店では「早くやれって言ってんだろ、このグズ」のように奥さんのことを罵(ののし)っていた。
いたたまれなくなって、早々にお店を出たのを覚えている。

自分の発する言葉は、まわりの人がちゃんと聞いている。
特に小さなお店ではなおさらのことだ。
そして、その発する言葉で、その人のひととなりがすぐに分かってしまう。

家庭内(親子や夫婦間)で、「おはようございます」「おやすみなさい」「行ってきます」「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「ハイ」という丁寧なあいさつを交わしている家は円満だ、という話を読んだことがある。
親しくなればなるほど、丁寧な言葉は大切だ。

投げたものは返ってくる、という法則を胸に刻みたい
posted by Dr.モーリィー at 06:35| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月27日

No 6028   【自分自身に投資をする】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【自分自身に投資をする】

高橋ダン氏の心に響く言葉より…



本書は、僕が自分を最大限「運用」するために必要不可欠だと身をもって感じた「思考法・メンタル・コミュニケーション・時間術・英語・体調管理」という自己投資のテーマについてまとめた、一味違った啓発の書です。
もちろん、金融への投資と自分への投資は、細かな部分では違うところも多くありますが、本質的な部分では非常に似ているというのが、金融の世界で生き残ってきた投資家・実業家としての僕の結論です。
毎日上がり続ける投資商品がないように、僕たちの人生の「株価」も良いときもあれば悪いときもある。
そして、時に信じられないような大暴落を経験したりすることがあります。
ただ、避けられるリスクはヘッジしながら、自分の価値を高めるための思考や行動に時間や労力を投資していけば、のちに振り返ったときに長期的には右肩上がりの人生を歩むことができるのではないでしょうか。

デジタルリテラシーの重要性はほとんどの年齢に関係ありません。
たとえばプログラミングなど、コンピューター関連の企業の賃金は平均的には高額です。
なので政府は、いろいろなトレーニングプログラムを強く後押しする。
一般的な製造業は、東南アジアなど途上国のほうが生産コストは安いので、いずれ取って代わられる可能性が高い。
そうしたサンセット企業でなく、勢いのある企業への転職を勧めるのが政府の役割だと考えます。
新しい波に乗れるよう、トレーニングの機会を設けることは、長期的に国の経済にいい影響を与えるはずです。

そして、個人個人にお勧めしたいこと、それは新しいスキルセット(その職種や役職に必要とされるまとまりの知識や能力のこと)を身につけることです。
そうすれば、あなたの人生の平均賃金を上げることができると思います。
ずっと同じ企業、特に歴史の長いサンセット企業に勤めている場合は、かなり危険なシチュエーションと言えるのではないでしょうか。

インターネットでも、YouTubeでもSNSでもいい、それらを通じて新たなスキルを習ってください。
僕は投資についてみなさんに情報発信していますが、ほかにもプログラミング、AI、ロボティックスなどの業界は、世界的に見ても平均賃金は高水準。
また英語が上達すれば、比較的賃金の高い外資系企業で働くことも可能です。
そうすれば、たとえ日本が間違ったレールを進んでいても、あなた個人は自らの力で切り抜けることができるはずです。

僕も日本人ですが、日本のこの「失われた30年」が、35年、さらに40年と続くかもしれないという危機感を覚えます。
90年代から続く同じミステイクをまだ繰り返している、と言わざるを得ません。
しかも90年代と比べて国民の高齢化が進んでおり、条件は悪くなっているかもしれない。

だからこそ、あなたは新しいスキルセットを身につけて、国の状況に関係なく前に進めるようにしていただきたいのです。
多くの日本人がそうすることで、結果的に、国全体が良い方向に進み、経済も再び上昇する。
僕はそう信じています。

『ウォ―ルストリート流 自分を最大限運用する方法』朝日新聞出版

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自分への投資について、高橋氏は本書の中でこう語っている。

『僕がお勧めする最も効率の良い投資先は、自分自身。
なぜなら、自分の価値はいくらでも高めていくことができるからです。
僕は自分自身に投資をし続けることによって、リターンを得てきました。
そして、高収入を得られる可能性のある会社を離れ、自分に投資を続けることで、資産を増やすことができたのです。
もちろん自分への投資も、手あたり次第にすればいいというものではありません。
最大の「リターン」が得られるように考える。
これが大事です。
そのためには、「マーケット」を見る目を養わなければいけませんし、自分が投じることができる「資源」を見極める必要もあります。
ここで、みなさんにお伝えしておきたいのは、自分の損得だけを考えて動くべき、他人を出し抜いて成功を勝ち取るべき、ということを僕は言いたいのではありません。
もちろん、自分の生活を豊かにしたり、より大きなビジネスチャンスを手にしたり、出世したりしたいという気持ちを持つのも、自然なことです。

「諸君には、ここで学んだことを、人を助けるために使って欲しい。世の中を良くするために使ってほしい。君たちにはその責任がある」
これは、僕がコーネル大学を卒業するときの学長スピーチです。』

本書の中には、『自分を上場させるための「マインド」』とか、『市場で生き残り続けるための「キャリア戦略」』とか、『「人間関係」の複利効果を最大化する』とか、『「健康」こそ最も重要な投資対象である』というように、自分があたかも投資商品であるかのようなことが書いてある。
なるほど、ある面でいうと、株式や投資対象の商品は、人間と驚くほど似ている部分がある。
だからこそ、もし、自分を商品として考えるなら、自分に磨きをかけ、心も体も、外見もブラッシュアップし、少しでも高く売れる自分になるための努力をするはずだ。

いくつであっても、自分自身への投資を怠りなくする人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 07:07| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月26日

No 6027   【世の中で起こることは、すべて必然】

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【世の中で起こることは、すべて必然】

舩井幸雄氏の心に響く言葉より…



◆世の中で起こることは、すべて必然
世の中で起こることは、すべて、必然的に起きています。
失敗も例外ではありません。
運が悪い、たまたま悪い偶然が重なってしまったという見方がありますが、それは、ことの必然性を自分が認識していないだけであって、本当は、すべて起こるべくして起こっているのです。
さらにいえば、これもサムシング・グレートの采配(さいはい)です。
失敗しなければ、失敗しないための工夫も生まれません。
つまり、サムシング・グレートは、私たちに失敗から何かを学ばせるべく、あえて失敗をさせるようです。
(「本物」になるクセづけ)より

◆まずは肯定し、必然だと思うこと
たとえ身を切られるほど悲しいことでも、まずは肯定し、必然だと思ってみることです。
そのうえで、全身全霊をかけてことにあたり、よき未来を確信するようにしていれば、自ずと道は開けていくもののようなのです。
(「本物」になるクセづけ)より

◆悪いことはよくなるために起きる
世の中に生起することはすべて必要必然です。
工業化社会がもたらした矛盾も必要だから起こったことだし、近代の行き詰まりも、景気の低迷や地価の下落も、すべて必要必然のことだといえます。
悪いことはよくなるために起きるといってもいいでしょう。
ただし、その「よくなるようにできている」システム=天地自然の理を作動させるには、人間がいのちのはたらきに素直に耳を傾け、その原理に沿って生き直すことを始めなくてはいけません。
(百匹目の猿)

◆自分に起こることは、自分が源泉
私は、自分に起こることは、すべて自分が源泉だと考えています。
そう思えば、状況を変えるには自分が変わればいいだけですから、すぐに対策を考えられます。
(「本物」になるクセづけ)

『未来を変えるクセづけ―舩井幸雄の金言集』海竜社

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世の中で起こることは、振り子のようなもので、右に大きく振れたら、左に大きく戻る。
悪いことが起きたら、いいことが起こるということ。

「起こることは、すべて必然、必要」だと思うことは、すべてを肯定し受け入れるということ。
「なるほど、そうなんだ」と納得すること。

また、逆にいいことが起きた時は、その「福」や「幸」を散じることすること。
幸田露伴はそれを「幸福三説(惜福、分福、植福)」と言った。
●「惜福」とは、その「福」を使い尽くしてしまわないこと。
成功したとしても有頂天になったり、傲慢にならず、謙虚であることであり、出しゃばったり、あえて自ら目立ったりしないこと。

●「分福」とは、自分の福を独り占めしないで、人に分け与えること。

●「植福」とは、将来のため、後世のために、自分の福の種を蒔いておくこと。

福の種とは、謙虚になってさらに、勉強したり、新たなことを研究したりすること。

世の中で起こることは、すべて必然、必要なことと、肯定し、すべてを受け入れ…
肚をくくり、覚悟を決め、淡々として、ことにあたりたい
posted by Dr.モーリィー at 06:19| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月25日

No 6026   【1000年の人生】

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【1000年の人生】

斎藤一人さんの心に響く言葉より…


この話は、信じたい人だけが信じてください。
人間って死なないんです。
肉体はいつか死ぬけど、魂は永遠に死にません。
死ぬことができないんだよね。

私たちがこの世界で死を迎えたときは、その瞬間に、あの世で誕生する。
反対に、あの世で死んだときは、同時にこの世で誕生するんだよね。
そうやって、人は永遠に生まれ変わるの。
行ったり来たりするのを繰り返しながら、それぞれの世界で魂磨きの修行をしているんです。

でね、あの世での時間と、この世での時間には大きな差があって。
この世での50年や100年は、あの世では映画1本分くらいの感覚なんです。
そういう前提で話すとね、みんな、人生の目標とか自分の使命を早く見つけたいって言うんだけど、ワクワクすることを見つけるだけで1000年かかる人もいるの。
1000年って言うと、この世界の尺度ではびっくりするかもしれないけど、魂にしてみれば大した時間じゃないんだよね。

だから、今世でうまくいかなくても、来世またやればいい。
それでもダメなら、次の人生で挑戦したらいい話なんだ。
魂の成長は、100年単位、1000年単位が当たり前だからね。

今世で目標を見つけなきゃいけないわけじゃないし、ましてや、今世ちょっと計画がうまくいかないくらい、どうってことないよ。
慌てなくていい。
1000年くらいのゆとりを持って生きてください。

『斎藤一人 一人道』マキノ出版

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本書の最後に斎藤一人さんからこんな素敵なメッセージがあった。

『昔から、世界は「いいとき」と「悪いとき」を繰り返してきました。
だけど確かなことは、どんなに悪い状況に見えても必ず終わりがあるし、その後には、悪くなる前の何倍もいい時代が来ます。
歴史を見ると、この世界はそういう波を繰り返しながらよくなっていることがはっきりしているんだ。
悪いときには、底なし沼をどこまでも沈んでいくような気がするかもしれない。
でもね、不安な気持ちがそう思わせているだけで、真実は違います。
間違いなく、世界はこれから大きく飛躍するよ。
そう思って安心しな。
そして、まずはあなたから幸せになってください。
一人さんに「一人道」があるように、あなたにも、あなたが最高に幸せになるための「自分道」があります。』

人生を1000年単位、2000年単位で考えたら、たいていのことは取るに足らない些細(ささい)なこととなる。
人生の一大事だと思った、「志」「夢」「進学」「就職」「結婚」「離婚」「転職」「定年」「病気」「事故」「天災」「トラブル」等々も。

すると、一生を「ゲーム」のように考えて暮らすこともできる。
面白がって、楽しんで、ハラハラドキドキ、ワクワクしながら生きることだ。

この世は「振り子」のようなもの。
右に大きく振れたら、必ず左に大きく戻る。
これは、このコロナ禍もまったく同じこと。

1000年の人生を悠々として生きていきたい
posted by Dr.モーリィー at 07:19| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月24日

No 6023   【いのちをいただく】

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【いのちをいただく】

みやざき中央新聞、水谷もりひと氏の心に響く言葉より…



その絵本の帯に、一人の名もない主婦のメッセージが書かれていた。
「朗読を聴いて、うちのムスメが食事を残さなくなりました。

その絵本に食肉加工センターの「坂本さん」という人が登場する。
実在の人物である。
坂本さんの職場では毎日毎日たくさんの牛が殺され、その肉が市場に卸されている。
牛を殺すとき、牛と目が合う。
そのたびに坂本さんは、「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。

ある日の夕方、牛を荷台に乗せた一台のトラックがやってきた。
「明日の牛か…」と坂本さんは思った。
しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。
不思議に思って覗いてみると、10歳くらいの女の子が、牛のお腹をさすりながら何か話し掛けている。
その声が聞こえてきた。

「みいちゃん、ごめんねぇ、みいちゃん、ごめんねぇ…」

坂本さんは思った、「見なきゃよかった」
女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。

「みいちゃんはこの孫と一緒に育てました。だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。明日はよろしくお願いします…」
「もうできん。もうこの仕事はやめよう」と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。

家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。
しのぶ君はじっと聞いていた。

一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。
「やっぱりお父さんがしてやってよ。心の無か人がしたら牛が苦しむけん」
しかし坂本さんは休むと決めていた。

翌日、学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。
「お父さん、今日は行かなんよ!(行かないといけないよ)」
坂本さんの心が揺れた。
そしてしぶしぶ仕事場へと車を走らせた。

牛舎に入った。
坂本さんを見ると、他の牛と同じようにみいちゃんも角を下げて威嚇するポーズをとった。

「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんとみんなが困るけん。ごめんよう」
と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすり付けてきた。

殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。
坂本さんが「じっとしとけよ、じっとしとけよ」と言うと、みいちゃんは動かなくなった。
次の瞬間、みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。
牛の涙を坂本さんは初めて見た。

その小学校(熊本県)では、助産師として日々キラキラと輝く命の誕生の瞬間に立ち会っている内田美智子さん(福岡県行橋市)と、酪農家が心を込めて育てた牛を毎日解体している坂本さんのお二人をお招きして、「いのち」のお話を聴くという授業をしたのだった。
その絵本は、坂本さんの話を聴いて感動した内田さんが、坂本さんにお願いして出版させてもらったのだそうだ。
その『いのちをいただく』(西日本新聞社)のあとがきに、内田さんはこう書いている。

「私たちは奪われた命の意味も考えず、毎日肉を食べています。自分で直接手を汚すこともなく、坂本さんのような方々の悲しみも苦しみも知らず、肉を食べています。『いただきます』『ごちそうさま』も言わずにご飯を食べることは私たちには許されないことです。感謝しないで食べるなんて許されないことです。食べ残すなんてもってのほかです…」
坂本さんも、内田さんも、ステキな人なんだろうけど、このお二人を呼んだ小学校もステキな学校だなぁと思う。
今日いただくいのちに…合掌。

『いま伝えたい!子どもの心を揺るがす“すごい”人たち』ごま書房新社

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「いただきます」とは、神におそなえしたものを頂(いただ)く、というのが語源。
お米や野菜を作ってくれた農家などの生産者、そしてそれを配送したり、料理を作ってくれた人等々、食にたずさわるすべての方々に対する感謝の意味が込められている。
そしてまた、命あるものをいただくことにより、我々が生きていける、という食材に対する感謝の意味も込められている。
それは、植物にしろ動物にしろ、その命を我々が奪っているということだからだ。

以前、学校の給食のときに、お金を払っているのになぜ、「いただきます」と言わなければならないのか、と文句を言った親がいた。
すべて物事をお金や損得で考えるという、悲しい思考がそこにある。

食事のとき、「いただきます」、食事が終わったら「ごちそうさまでした」という言葉。
日本に残るこの美しい言葉、感謝の言葉。

我々は、毎日「いのち」をいただいている。
「いただきます」という感謝の言葉を大切にする人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 06:20| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月23日

No 6021   【得意なことはありますか?】

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【得意なことはありますか?】

暉峻 康隆(てるおか やすたか)氏の心に響く言葉より…


逆に問いたいよ。
あなたは60年も生きてきて、何ひとつ得意なことはないのですかって。
みんな定年になって慌てるが、40代後半には用意しとかないと間に合わんぞ。
何でも10年は勉強しないと無理だからね。
だいたい80前後までどうします?
恋愛もできない、食欲もあまりなくなって、体力が落ちてくる一方の20年間というのは大変なんだ。
40も後半に入ると、だから会社のことより、むしろそういう準備をしなきゃいけないんだよ。
それなのにみんな無防備だなあ。

寿命じゃない。
了見、覚悟で生きるんだ。
生きる意志を持たないかぎりだめだ。
ただ、生きているというのは意味がない。
そう思わない?
「何とかなるさ」、そういう甘えを捨てなければ新しい人生はない。
わかる?
自分で切り開くしかないの、有意義な楽しい老後は。

老後の心構えの極意というものを教えてやろうか。
宇野千代さんは最近、色紙にこう書くんだそうだ。
「私、何だか死なないような気がするの、ハハハ」。
ハハハだよ。
94歳(インタビュー当時)。
こういう老境を迎えられた人は幸せだよなあ。
昔からねえ、動物のことをよく調べてるの。
ゾウ、キリン、カバ、ライオン、ゴリラ、クジラ、シャチねえ。
あいつらに共通していることは何だ?
医者に行かない、入院しない、歯磨きもしない、朝のシャンプーもしない、これだ。
それで死ぬ時は誰にも相談しないで、ひっそりと死ぬ。

『千年語録 次代に伝えたい珠玉の名言集』小学館

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現代は、副業やギクエコノミーの時代だ。
副業が禁止の会社であっても、色々な勉強会や地域や社会貢献のサークル等には参加できる。
会社だけしか知らない人生が問題なのだ。
会社は定年後の人生まで面倒をみてくれないからだ。

動いていれば、新たな人間関係は必ずできる。
そして、そこで有能なら、必ず何かを頼まれる。
もし、何も頼まれないようなら、遊びであろうが、ボランティアであろうが、そこに真剣に向き合っていないということだ。
どんな会であっても、その場を面白がって、楽しんで、一所懸命にその会のためになるようなことをしていれば、必ずオファーがあるはずだ。
人は遊びであっても、よく見られているということだ。

藤尾秀昭氏は、覚悟についてこう語る。
「人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない」
肚をくくり、覚悟を決める。
すると、新たな人生が拓(ひら)ける。

何事も、「ハハハ」と笑い飛ばす人生。
それは「あっけらかんと生きる」ということ。
無邪気に、平然として、何が起きてもけろっとしている。
今東光和尚の言葉、「人生は冥土(めいど)までの暇(ひま)つぶし」。

極上の暇つぶしをして…
人生を、「おもしろかったなぁ」とつぶやいて冥土に行けたら最高だ
posted by Dr.モーリィー at 20:40| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月22日

No 6020   【自分が幸せで楽しくしていることは、周りを幸せにする】

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【自分が幸せで楽しくしていることは、周りを幸せにする】

斎藤一人さんの心に響く言葉より…



近年、書店では「怒らない技術」とか、“怒り”をテーマにした本が売れているそうです。
みんなきっと「できれば怒りたくない」って思ってるんだよ。
でも、「怒らない」ことはできないの。

ではどうすればいいかというと、遊ぶことだよね。
楽しい遊びをいっぱいしていると、捕まるようなことをすれば、その楽しい遊びができなくなるんだよ。

あおり運転でも、追いかけて相手を殴ると捕まるの。
そんな人がもし、彼女が5人も10人もいたら、捕まりたいか、彼女のところに行きたいか、どっちがいいかは考えなくてもすぐにわかるよね。
釣りが好きな人なら、釣りに行くのと、刑務所に行くのとどっちがいいかとかね。

普段からつまらない人生を送っているから、そうなるんだよ。
面白くて楽しい人生を送っていたら、それと引き換えに失うようなことはしないんだよね。
だから、自分が幸せで楽しく遊ぶというのは、みんなのためでもあるんです。

これからはますますいい時代が来るんだよ。
あなたが幸せで楽しくしていると、その波動で周りも幸せにするの。
これから二千年かけてそれを学ぶんです。

何かにつけて、子どもの将来に口出しするようなお母さんは、自分の遊びが足りないんだよ。
自分が遊んでないから、子どもが遊ぶのが許せないの。
人間っていうのは同じことをしたがるんです。
結婚して不幸なお母さんっているでしょ?
そういうお母さんは、子どもにやたら結婚させたがるの。
自分が楽しくて幸せなら「しても、しなくてもいいよ」って言うけれど、「結婚はしなきゃダメよ!」って言っている人で、本当に幸せな人っていないんだよね。

『斎藤一人 人生がすべてうまくいく魂≠フ成長』プレジデント社

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舩井幸雄氏は「長所伸展法」についてこう述べている。(法則/サンマーク出版)より
『ツキを呼び込むためには、伸びているもの、すぐれたもの、得意なもの、自信のあるもの…このような他と比べて優越した点をさらに伸長させていく方法が有効で、このやり方を、私は「長所伸展法」と呼んでいます。
その際、自分が不得手なこと、うまくできないことは触らないようにします。
そのようにすると、不思議と短所や欠点もいつのまにか消えていくものです。』

自分が今、幸せで楽しかったら、ちょっとしたことには目くじらを立てたり、腹を立てたりしない。
自分が幸せで楽しければ、自己肯定感が高くなり、たいていのことは許せたり、気にならなくなるからだ。
つまり、「長所伸展法」と同じで、「怒らないようにする」とか「嫌なことが気にならないようにする」というのは短所を治すのと同じ。
それよりも、「幸せなこと」「楽しいこと」(長所)にフォーカスすれば、自ずとマイナスなこと(短所)は気にならなくなる。

昨今、町おこしの成功事例が多く出てきているが、そのほとんどすべてが、その町に面白い人や、遠くからでも会いに行きたい人がいる。
町の欠点や短所をなおすのではなく、人に焦点をあて、人という長所を伸ばすということだ。
幸せに楽しく商売をしている面白い人が増えれば、その周りに人は集まる。

自分が幸せで楽しく、面白おかしく生きることが、結果、周りを幸せにする
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2021年04月21日

No 6019   【自己肯定感の教科書】

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【自己肯定感の教科書】

中島輝(てる)氏の心に響く言葉より…



自己肯定感は状況によって高まったり、低まったりします。
もし、自己肯定感がつねに一定に保たれる性質のものであれば、私たちが抱える人生の悩みの多くは消え去り、カウンセラーの必要はなくなり、安心感に満ちた楽しい暮らしになるはずです。

「自己肯定感」とは、つまり自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること。
言わば、私たちの人生の軸となるエネルギーです。
自己肯定感という感情のエネルギーがあれば、日々の生活のなかで、「楽しい!」「大丈夫!」と思えることが多くなります。

ところが、自己肯定感は人生の軸となるエネルギーにもかかわらず、高くなる日もあれば、低くなったまましばらく停滞してしまうこともあります。
しかも、その高低がダイレクトにあなたの物事の考え方や行動力、判断力に強い影響を与えるのです。

アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考をおこなっているそうです。
これは起きている時間、1秒に1回、何らかの思考をしながら生きている計算になります。
しかも、その6万回のうち80パーセント、約4万5000回は、身を守るためのネガティブな思考になりがちであるということもわかっています。
1日24時間、8時間の睡眠をとっているとして、3秒に2回は身を守るためにネガティブな考えがよぎっていることになるわけです。

自己肯定感が低くなってしまうと、私たちの心はちょっとした出来事でも揺れ動き、気分が沈みやすくなり、行動は消極的になります。
言わば、自分に自分で「NO」と言っているような状態です。
つまり、ありとあらゆる出来事を否定的にネガティブに捉えてしまうのです。
逆に自己肯定感が高い状態にあると、物事を前向きに解釈することができ、気持ちが安定し、積極的に行動することができるようになります。
ですから、あなたのなかで「最近、なんとなくうまくいっていないな」「何が原因かわからないけど、モヤモヤした気持ちが消えないな」という変化が起きているとしたら、それは自己肯定感が低くなっているサインです。

『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』SB Creative

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自己肯定感の高め方には2つあるという。

『一つ目は、「パッと一瞬で高める方法」です。
ちょっと自信がないなと思ったら、セルフハグをしながら、「大丈夫、大丈夫。」と言いましょう。
少し嫌なことがあったら手を洗いながら、「ツイてる。ツイてる。」と言いましょう。
考えがうまくまとまらないときは、部屋を掃除しながら、「できる。できる。」と言いましょう。
このように日々の生活のなかに簡単にできる自己肯定感を高めるテクニックを使ってみましょう。
二つ目は、さまざまな技法をつかって、「じわじわと高める方法」です。』

また、「自尊感情」についてこう述べている。
『自尊感情とは「自己肯定感」の根っこの部分に当たる重要な感情です。
自尊感情が安定しているとき、「私ってなかなかよくない?」「自分っていいよね」と自分を尊ぶことができ、物事を肯定的に捉えることができるのです。
内閣府の行った調査(日本を含めた7ヵ国の満13〜29歳の若者を対象・平成25年度)によると、日本人は諸外国の人に比べて、自尊感情が低いことが明らかになっています。
「自分自身に満足している」と答えた若者は7.5パーセントで、なんと10人に1人です。
また、どちらかと言えば満足している」と回答した人は38.3パーセント。
「満足している」と合わせて45.8パーセントという結果でした。
これはアメリカ、ドイツ、フランス、韓国など、同様の調査を行った国では70〜80パーセントを超えていて、各国の中では最下位なのです。
日本の社会は、自尊感情が傷つきやすい構造を抱えているのです。』

自己肯定感は他人と比較すると、どんどん低下していく。
たとえば、SNSなどで、「素敵なレストランでの食事」とか「豪華な旅館に泊まったシーン」のような華やかな発信を見て、落ち込んでしまうというようなことだ。
これに対処するには、身近な人に喜んでもらうような「何かを与えること」をすること。
すると、まわりから感謝の言葉が増えてきて、自己肯定感が高まるという。
それが高まってくると、根拠のない自信が湧いてくる。

アメリカの思想家ラルフ・ウォルドー・エマソンは「根拠のない自信こそが絶対的な自信である」と言う言葉を残している。
自己肯定感を高め、根拠のない自信を持てる人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 07:50| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月20日

No 6018   【あなたはいま何をしていますか】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【あなたはいま何をしていますか】

森信三先生の心に響く言葉より…



《あなたはいま何をしていますか》(森信三)

生涯マスコミに一切姿を見せず、在野の哲人として国民教育に心血を注いだ森信三先生。
全国3000人といわれる門弟の一人、「実践人の家」元理事長・田中繁男氏が読書会に出席するたびに問いかけられた言葉です。

ある読書会で、校内暴力が絶えないことを嘆く教師に対し、森先生はこう尋ねました。
「それで、あなたは何をしましたか」。
その人が黙り込むと、普段は柔和な森先生が凄まじい気魄(きはく)でこう言ったそうです。

「現在の学校が困難な状況にあることは、私も知っています。
だから、その中でいまあなたが何をしているか、それを知りたいのです。
例えば、満員の講堂が停電になったとします。
しかし、五燭(ごしょく)の電灯一つ、あるいはロウソク一本があれば、大きな騒ぎにもならず、無事退場できるのです。
あなたはには、その一本のロウソクになろうとする気持ちがないのですか」

目の前の現実に不平不満を言ったり、批判をするのではなく、その中でいま何をしているかを自らに問いかけよ…。
97年の生涯を「実践」に捧げた森先生の魂のメッセージです。
心したい言葉です。

『人生心得帖』〈監修・藤尾秀昭〉致知出版社

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多くの人は、なにか問題があると、まるで評論家のように、ただ批判したり、不平不満を言ったり、愚痴をいったりする。
自分が関わっている問題を、他人事(ひとごと)のように愚痴を言ったりする人は、自分事と思っていない人、当事者意識のない人だ。

批判だけなら誰でもできる。
自分では代替え案を出さないくせに、人の出した提案はつぶしにかかる。

斎藤一人さんは、それをこう言っている。

『私が本を出すときも、やっぱり売れない理由を言ってくる人がいるんだよね。
そうすると、私はこう返すんです。
「売れない方法を知ってるんだったら、売れる方法もわかるよね?」
そうすると、たいてい相手は黙ります(笑)。
これじゃダメだって言うんだったら、もっといい意見があるんだよねって。
私の意見を否定するんだったら、もっといい意見がなきゃ。
まさか代替案もないのに、人の意見だけ否定してるわけじゃないよなって。
否定するのはいいけど、だったらコレやったほうがいいよって代替案を出すのが愛だよ。』(斎藤一人 俺の人生 /マキノ出版)

「あなたはいま何をしていますか」
という言葉の重みを噛みしめ…
一歩でも前に踏み出す、実践する人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 06:39| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2021年04月19日

No 6017   【人生をどれほど楽しんできたか】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【人生をどれほど楽しんできたか】

小林正観さんの心に響く言葉より…


ダイヤモンドを持ってくることはできます。
金ももってくることはできます。
100人が100人とも、指さして「これは金だ、ダイヤモンドだ」ということはできますが、では「幸せ」というものを持ってくることのできる人はいるでしょうか。

宇宙的な意味で、絶対的な価値を持つものとして、誰もが認める幸せという名の現象、物体は、今も過去も存在していないのです。
では、なぜ幸せという言葉が存在するのでしょうか。
幸せは、「私」にだけ存在するからです。

「私」が幸せだと思ったら幸せ。
隣の人にとってそれが幸せなのではなく、全部「私」がそれを決めるのです。
今、目の前にある現象が来たとする。
この現象について私が、「あ、嫌なことだ、不快なことだ、イライラする」
と思ったとします。
思った瞬間にこれは嫌なこと、不快なことになります。

では、「私」がそう思わなかったら、この現象はただ通り過ぎるだけのこと。
ある現象が次に来たとする。
そのときに「私」が、
「あ、楽しい」
と思ったとします。
その瞬間にこれは楽しいことになります。
「楽しい」と思わなかったら、これはただ通り過ぎるだけのことです。

つまり、「私」が全部決めている、ということです。
幸も不幸も、勝ちも負けも、成功も失敗も、敵や味方も、全部自分が決めている。
「私」がそう決めなければ、敵も味方も、成功も失敗も、勝ちも負けも、幸も不幸も全部宇宙には存在しないのです。
全部ゼロ現象として存在している。

それをお釈迦様は「五蘊皆空(ごうんかいくう)」と言ったらしい。
重いとか軽いとか、暑いとか寒いというように色づけして、感想をつけて物事を評価したときに、その現象は実は全部「空」である、ということを後世の人々に伝えたかったらしい。
この一言が伝われば、そしてこの意味がわかると、私たちは悩みや苦しみから100%解放されるはずだった。

『幸せな人は知っている「人生を楽しむ」ための30法則』フォレスト出版


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小林正観さんは「物事のとらえ方」についてこう語っている。

『物事のとらえ方を、3つの帝国の住人になぞらえることができます。
「物事が半分しかないじゃないか」と否定することを、非(あら)ずの心で「悲しい」と書きます。
物事について「そうじゃないじゃないか」と非ずと否定する心が、悲しみ悲劇の元、ということを表しています。
そればかりを言っている国に住んでいる人を、私は「非帝国(否定国)の住人」と名づけました。
そして、「うれしい、楽しい、幸せ」と物事を何でも好ましいほうにとらえる人を「好帝国(肯定国)の住人」と言っています。
そして、コップに水が半分残っているのを見て、「何者かが半分も残してくださってありがたい」というようなとらえ方をする人、物事を何でも感謝の心で「ありがたい」という人。
私は東京の深川の生まれなので、江戸弁でこれを「ありが帝国(ありがてえ国)の住人」と名づけました。
非帝国の住人であってもかまわない。
それが楽しくて心地よければそこにいていいのです。
好帝国の住人でいるのが心地よければ「うれしい楽しい幸せ」と思って生きていけばよい。
それから何でも「ありがたい」と思って生きていくのが心地よいのであれば、その心地よいところで自分が生きていけばよい、ということです。』

「五蘊皆空(ごうんかいくう)」とは、仏教の言葉で、この世の全ての存在や現象は「空」であるという。
五蘊とは、5つの集まりのことで、色、受、想、行、識をいう。
色とは、肉体であり、身のまわり全てのもの。
受とは、感じること、知覚すること。
想とは、何かを想うこと、好き嫌い。
行とは、意思や、捉われた想い。

あの世に行くと、向こうで決まって聞かれることがあるという。
それは、「人生を、どれほど楽しんできたか」という問い。
つまり、人生という現象をどう捉えたか、という質問だ。

小林正観さんは、「幸も不幸も、勝ちも負けも、成功も失敗も、敵や味方も、全部自分が決めている」という。
つまり、この人生を楽しいと思うか、そうでないと思うかは自分が決めている。

この一度しかない人生を…
面白がって、楽しんで、愉快に、生きていく人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 07:06| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする