2024年11月11日

No 7986   【やればできる】

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おいちゃんのお気に入りブログ【人のこころに灯をともす】からの転載です

【やればできる】

オリソン・マーディン氏の心に響く言葉より…


エドガー・ゲストの次の詩を暗唱し、壁に突き当たったら思い出そう。

多くの人が「そんなことは不可能だ」と言った。
だが、彼は思い切ってやってみることにした。
そして、それを成し遂げた。

多くの人が「そんなことは無理だ」とあざけった。
だが、彼は不安を捨てて、すぐに行動を起こした。
そして、それを成し遂げた。

やる前から「できない」と決めつける人はたくさんいる。
だが、笑みを浮かべて、「できない」と言われたことに挑戦しよう。
やってみれば、きっとできる。

『最高の人生を約束する 自分の磨き方』ディスカヴァー


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オリソン・マーディン氏 は次のように語る。

『昨今、大勢の人が若いときに夜間や休日に怠けて能力開発をせず、チャンスをつかみそと なったことを嘆いているのを見聞きする。
未来の繁栄の土台をつくれたはずなのに、遊びほうけてしまい、幸せが手に入らないことを後悔している。
好き放題をして、もう取り返しがつか ないことを痛感している。
いつか高齢になって貧困と後悔の日々を送るしかないことを恐れている。
たしかにそれは非常に残念なことだが、今からでも遅くはない。
何歳になっても勇気、勤勉、 進取の気性を尊び、余暇を利用して能力開発に励むことが、知恵を磨き、資産を築き、明るい 未来を手に入れる秘訣である。』

何事も、やってみなければわからない。
やる前からあきらめたら一生その壁は越えられない。
そして、多くの人は、それを若いころから繰り返してきた。
年を重ねて、それが後悔となる。

しかし、気がついたときがスタートなのだ。
いくつになろうと、思いついたらやってみるがいい。
たとえ、80歳を過ぎ、90歳になろうとも、そこから始めればいい。

人生においては、「今日が一番若い日」。
だからこそ、「今日がはじまり」なのだ。

「やればできる」という言葉を胸に刻みたい
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2024年11月10日

No 7985   【視野を確実に広げるには】

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【視野を確実に広げるには】


櫻井秀勲(ひでのり)氏の心に響く言葉より…

「それで、あれの件だけど、あのくらいでどうだろうか?」
れでは何のことやらさっぱりわかりませんが、同じ業界人同士とつき合っている と、これで通じてしまうようです。
同じ業界人だけでなく、同年齢の知り合いと話していても、似たようなことが起こります。

わかり合っている同士とばかりつき合っていると、極端に視野が狭くなります。
いわゆる「談合」に関わっているような人たちは、自分の業界にはやたらくわしくなりますが、他のことになると、ほとんど無関心です。
それはそれでいいのかもしれませんが、長年にわたり慣れた部署から外されたら大変です。
苦労は数倍にふくれ上がってしまいます。

視野を広げるには、さまざまな方法があります。
異業種、異世代、異性、異国人とつき合えば、視野は確実に広がりますし、新しい観点も学べます。
あるいは異国から母国を見たら、180度違った意見が出るかもしれません。
異国に行かなくても、国内旅行でも同じことになりそうです。

私は企業人とのつき合いが多いほうですが、彼らの手紙の中で「弊社」と使う人は、 あまり好きではありません。
公式文には弊社という文字は使いますが、自筆で書いている手紙の中で、 弊社、小社、小職といった表現を用いる人は、頭が固いか、視野が狭いと思ってしまいます。
いわばプライベートまで会社人間になりきっているわけで、話をしていても、ちっとも面白くありません。
頭の構造がタテ型になってしまっているのでしょう。

日本経済新聞最終面「交遊抄」というコラムには、各方面の中堅どころの方々が、 自分の友人関係を明かしていますが、ほとんどの人が、別業界の頭の軟らかい方を紹介しています。
それだけに大変参考になりますが、誰でも同じ業界人を挙げないところが味噌です。
ここがうまくいく人といかない人の分岐点でしょう。

《同じ業界人とばかり付き合っているから最悪》

『多才力』東京堂出版

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「越境学習」の研究者、石山恒貴氏は、こう述べている。

『「越境とは自分がホームだと思う場所と自分がアウェイだと思う場所の境界を越えることで、その境界を行ったり来たりするのが越境学習である」と定義しています。
ホームとは、よく知った人だけがいる安心できる場所のこと。
逆にアウェイは、見知らぬ人に囲まれた、居心地の悪い場所のことです。
コミュニケーション一つとってもホームなら社内用語なども通じるし、阿吽(あうん)の呼吸も期待出来て楽ですが、反面、“わかったつもり”に陥りやすいという欠点があります。
そんな固定観念の枠を取り払うためには、アウェイに意識的に足を踏み入れることが大事なのです。』 (なぜ、学ぶ習慣のある人は強いのか? 未来を広げるライフシフト実践術 /日本経済新聞出版)より

まさに、櫻井氏のいう「異業種、異世代、異性、異国人」と付きあうということだ。
終身雇用が崩れた今、「越境学習」はもっとも必要な学びだ。
なぜなら、会社の中だけにいたら、会社外の人間関係はできないからだ。

運や縁は人が運んでくる。
会社以外の人脈や人間関係がなかったら、人生百年時代は到底生きることができない。
越境学習をして、会社以外に自分の「場」を多くつくり…

「視野を広げる」ために…
「異業種、異世代、異性、異国人」
越境を恐れない人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 20:51| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2024年11月09日

No 7984   【相手を笑わせる練習】

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【相手を笑わせる練習】

西沢泰生(やすお)氏の心に響く言葉より…



誰だって、四六時中、不機嫌な顔をしている人よりも、明るくてユーモアがあり、自分を笑わせてくれる人と一緒にいたいでしょう。
もちろん、オヤジギャグの連発は愛想笑いがたいへんですが、心から笑えるような面白い人なら、それだけで好きになってしまいます。
ユーモアという人間関係の潤滑油は、常に意識したいところ。

「相手を笑わせる練習」になる意外な場面があるのですが、それはレストランや居酒屋などでオーダーをするときです。
客と店員という、絶妙な距離にある赤の他人を一瞬で笑わせるのです。
私の知人の社長さんは、飲食店ではいつも、「あのテーブルにまた行きたい」と店員が思ってくれるような客になろうと意識し、オーダー時に、ちょっとしたユーモアを入れるように心がけているとか。
その社長さんによれば、プライベートであっても常に「相手を楽しませるオーラ」を身にまとっていることが、ビジネスでも自然と「良い仕事の依頼」を運んできてくれるとのこと。

そういえば、エッセイストの阿川佐和子さんは、初めて行くレストランで、「苦手な食材はありますか?」と質問されると、いつも、こう言うのだとか。
「ラクダのつま先と、ゾウの鼻は、苦手です」阿川さんがこう答えると、お店の人はたいがいプッと噴き出して場が和むとのこと(ちなみに、阿川さんは、二つとも実際に食べたことがあって、本当に苦手だそうです)。
「笑い」が持つ力を象徴するエピソードですね。

《人は、自分のことを笑わせてくれる相手を好きになる》

『生き方のヒントに出会う大人の寓話 (王様文庫 D 66-11)』

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人に好かれる人は、人を楽しませることに徹している人。
そういう人は、傍(はた)からみているといつも上機嫌に見える。
反対に、自分の楽しみだけを考えている自己中心的な人は、周りからみると気難しくて不機嫌そうにみえる。

笑いという「上機嫌」は肯定であり、笑わないという「不機嫌」は否定だ。
周りの人を否定する人には、人は寄りつかない。

そして、我々は、道を聞くときでも、笑っている人や機嫌のいい人を探す。
笑いが人を引き寄せるからだ。

人を笑わせると、自分も明るくなって、笑顔になる。
人を笑わせることで、自分もパワーをもらえるからだ。
その逆に、人を怒ったりすると、テンションが落ち、パワーがなくなる。

「相手を笑わせる練習」を重ね…
どんなときも、人を楽しませ、笑わせる人でありたい
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2024年11月08日

No 7983   【行動すること】

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【行動すること】

精神科医、斎藤茂太氏の心に響く言葉より…



《苦にならない無理をはじめよう》
■流れる水は澄む。人も動くことでリフレッシュする。

「生きるとは呼吸することではない、行動することである」
これは、フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーの言葉である。

人生80年の時代、医学の進歩によって誰でも長寿を手にすることができる ようになった。
しかし、病気で寝たきりになり、たくさんの管を体につけて身動きもできずにベッドの上にいる状態なら、長寿といえるだろうか。
たんに命を長らえているだけという人もいるかもしれない。

ルソーがいうように、人生で大切なのは「行動」することであり、ただ生きていさえすればいいというものではない。
健康で明るい人生を送ってこその長寿であり、生きている甲斐があるというものである。

では、健康で明るく暮らすにはどうしたらいいのだろうか。
一般に、健康で明るく暮らしている人は、人とのふれあいを大切にし、生きがいといえるものを豊富にもっているものである。
この人たちには、次のような特徴がある。

●なんらかの仕事をもち、それが社会や人の役に立っているというプライドをもっている。
●同性、異性、年齢を問わず大勢の人とつきあっている。
●自分に安らぎや気晴らしをもたらす趣味をもち、楽しんでいる。
●好奇心旺盛である。なんでも見てやろう、聞いてやろうという姿勢でよく旅行などにも出かけている。
●「どうにかなるさ」「これくらいでいいさ」というおおらかな精神のもち主である。
●自分の足でよく歩く。
●オシャレである。

どれも楽しそうだ。
かつ、誰にでも気軽にできそうなことばかりである。
これらのことを頭に思い描きながら、人生を楽しく健康に送る秘訣として、趣味に没頭していただきたい。
一つに熱中するのはいいことだが、熱中することをたくさんもつのはもっといい。
行動の楽しさにひたっていれば、心はプラス感情に満たされる。
そういうふうにして人生80年を生きていくことができれば、もはやなにもいうことはない。

『いい人生には「生き方のコツ」がある (だいわ文庫) (だいわ文庫 B 11-2)』

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◆斎藤一人さんは「行動」についてこう語る。

『「これからの時代成功する人はどんな人だと思いますか」
ともかくね、いつの時代もこれからもくそもないの(笑)ともかく行動する人。
行動する人っていうのは、失敗も多いけど成功も多いの。
何もしない人っていうのは、何も起こりようがないんだよ。
宝クジも買わない人は、絶対当たらないのと同じで。
行動して、また考えて、行動する。
まずは行動する。
よく考えてる人は行動しないからね。
行動しながら考える。』(斎藤一人 すべての悩みに答えます/KKロングセラーズ)より

「淀(よど)んだ水は腐る」という言葉がある。
山から勢いよくながれる小川の清流も、周囲を完全に密閉して小さな池にすると、その水はやがて腐る。
流れる水は腐らないが、流れない水は腐るということだ。
これは、人間の営みすべてに言えること。

「生きるとは呼吸することではない、行動することである」 と言う言葉を胸に刻みたい
posted by Dr.モーリィー at 07:12| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2024年11月07日

No 7982   【過去は変えられる】

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【過去は変えられる】

鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…


「過去は変えることができない。変えられるのは未来だけ」
だれもがそう信じています。
しかし、私はその過去さえも、自分自身の心のもちようで変えることができると確信しています。

人間だれしも、思い出したくなるような過去ばかりではありません。
消せるものなら消してしまいたい。
できれば、なかったことにしたい。
そんな、思い出したくない過去もあります。

だからといって、消しゴムで消すように簡単に消すことはできません。
やったことは、厳然たる事実として残っているからです。
しかし、消すことはできなくても変えることはできます。

もしいまなお、過去の恨(うら)みや憎しみに縛られているとするならば、そのことに対して鈍感になる。
反対に、してもらったことを当たり前と思っているのであれば、そのことに対して敏感になる。
つまり、恨みや憎しみを死ぬまでもち続けるのではなく、自分のなかで浄化する。
当たり前と思っていたことに深く感謝する。

そうすれば、つらくて苦しかった過去が美しい思い出に変わっていきます。
たとえ事実は変えることができなくても、抱いた思いを努力で変えることはできます。
そのためにも、思い出したくない思い出に鈍感になり、思い出したくなる思い出に敏感になることです。

人間の幸不幸 は、自分の捉え方でどのようにでも変えることができます。

『困難にも感謝する (2020151211)』PHP

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斎藤一人さんも「過去は変えられる」という。

『なぜ、過去が変えられるのかというと、昔のことを思い浮かべるとき、過去の出来事はもう「思い出」ですよね。
思い出というものは、後でいかようにも変えられる。
人間は、「今がおもしろい。今がしあわせだ」と、過去の不幸がしあわせなことに思えてしまう。
過去のイヤな出来事が、今の自分の宝なんだと思えてしまう。
過去のどんな出来事もしあわせと思える人は、今もしあわせです。
今がしあわせだからこそ、未来がしあわせになるんです。
人間は万物の霊長です。
過去は変えられるんです。
目の前の現実に向かっていけば、イヤな出来事がやがて自分の宝になります。』 (斎藤一人 あなたが変わる315の言葉 /KKロングセラーズ)より

「昔は大変だった」とか、「昔、すごく苦労した」とか、「若いころはこんなもんじゃなかった(楽じゃなかった)」、「ホントにきつかった」とか言う人がいる。
今なんて、昔に比べれば、たいしたことはない、自分は本当に苦労したんだ、と苦労自慢をする人だ。

反対に、かつて、苦労なんてしたことないよ、だから昔は、「毎日、ホントよくふざけてたな」とか「楽しかったなぁ」とか「よく遊んだなぁ」と言う人もいる。
普通に考えて、困難なことや、厳しかったこと、つらかったことがない人など一人もいないはずなのに、人によって捉え方がまるで違う。
明るいことしか覚えていない人なのか、つらいことや暗いことしか覚えていない人なのかの違いだ。

つまり、見方によって過去の捉え方が変えてしまったということ。
そして、大事なのは、どちらの方が聞いていて、楽しいか、ということだ。

人は、明るい人、楽天的な人、陽気な人に魅(ひ)かれる。
暗い人、陰気な人に引き寄せられる人はいない。

「過去は変えられる」という言葉を胸に刻みたい
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2024年11月06日

No 7981   【楽観的で陽気な人と付き合おう】

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【楽観的で陽気な人と付き合おう】

心理学者、内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…


私たちの感情は、一緒にいる人によって変わります。
まるでインフルエンザのように人から人へと伝染していくのです。

したがって、恐怖や不安を感じている人のそばには、なるべく近寄らないようにするのが一番。
自分まで不安を感じるようになってしまいますから。
「君子危うきに近寄らず」という言葉もありますが、賢い人は、自分に害をもたらすような人にはなるべく近寄らないようにするものです。

ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のリリアン・ムジカ・パロディは、スカイダイビングを人生で一度もやったことがない人に、上空4キロからのダイビングをしてもらいました。
地上に降り立ったところで、その人に着ていた肌着を脱いでもらい、その肌着についた汗の匂いを、別の判定者に嗅いでもらうという実験です。
スカイダイビング未経験の人は、当然のように 恐怖を感じたでしょうし、冷や汗もたくさんかいたと思います。
その汗にはストレスホルモンもたくさん含まれていました。

そういう人の肌着の匂いを嗅いでもらうと、なんと自分がスカイダイビングをしたわけでもないのに、匂いを嗅いだ人も恐怖を覚えることがわかりました。
また、脳を調べると、恐怖の感情を引き起こす扁桃体が活性化することもわかりました。
恐怖は確実に人から人へ伝染することが明らかにされたわけです。

臆病な人のそばにいると、なんとなく自分も臆病になってしまうのは、恐怖が伝染するからでしょう。
恐怖と疲れはちょっと違いますが、「ああ、疲れた」「今日はだるい」といったことばかりを口癖のように言う人のそばにも、なるべく近づかないほうがいいでしょうね。
そういう人のそばにいると、自分まで疲労を感じるようになってしまいますから。

付き合う人は、恐怖や不安を少しも感じずに、楽観的で、いつでも陽気にしている人のほうがいいかもしれません。
そういう人と一緒にいれば、好ましい感情が伝染して、こちらまで楽しくなってくるものですから。
弱音など吐かずに、辛いときでも元気に振る舞っている人のほうが、付き合う相手としてはベスト。

『イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本』明日香出版社

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「人間最大の罪は不機嫌である」
という、ドイツの文豪ゲーテの言葉がある。

一人の不機嫌な人がいると、一緒にいる別の人も不機嫌になってしまう。
そして、その人がまた別の人を不機嫌に・・・。
と、次から次へと、まわりを巻き込んで、不機嫌だらけにしてしまう。
つまり、「不機嫌は伝染する」。
だから、最大の罪なのだ。

それはまた、気持ちや感情も伝染するということ。
だから、大事なことは、一緒にいる人はいつも、明るくて、陽気で、上機嫌な人がいい、ということ。
一緒にいれば、自分も上機嫌になれる。

「楽観的で陽気な人と付き合おう」という言葉を胸に刻みたい
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2024年11月05日

No 7980   【実践とは】

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【実践とは】

小林正観さんの心に響く言葉より…


よく「感謝は心の中で思っているだけではダメなんですか」と言う人がいます。
それは、「心の中でトイレ掃除をしているんですけど」と言うのと同じ。
どんなに汚いトイレをきれいにしたところを想像したって、それだけではダメでしょう。

「掃除」も「笑い」も「感謝」も、ただ頭の中でシミュレーションしていたのではダメです。
ダジャレを聞いて、面白いと思ったのだけど、心の中で笑って、顔は怖い顔をしていた、 というのも 「笑わなかった」ということ。
「感謝」も言葉に出して「実践」になります。
心で思っているけれど、口には出さないというのは実践になりません。

「ありがとう」と感謝を感じたら、それを口に出して言うほうがいい。
ですから、誰かがお茶をいれてくれたら、それに対して「ありがとう」を言う。
「ありがとう」と心の中でいつも思っているけど不機嫌な顔をしている、というのは、外から見ると「不機嫌」といいます。
「ありがとう」と思ったら言うほうがいい。

「結婚して三十年もたつのだから、今さら言わなくていいんだ。だいたい結婚してからこういうことがあって、あんなこともあって」と、それについて言い訳を十五分間もした人がいました。
それだったら「ありがとう」とパッと言ってしまえば二秒ですんだのです。
たとえ心がこもっていなくても、お茶をいれてもらったら毎回「ありがとう」と言うほうがいい。
心では感謝しているけど、口に出さないという人よりは、ずっといいと思います。
心がともなわなくても実践は実践です。

実践とは、外に表すこと。
表現することです。
トイレ掃除も、自分の体を使ってすることが「実践」。
笑うことも、心の中で面白いと思っただけではなくて、顔に出して表現することが「実践」。
感謝も「ありがとう」と声に出して言うことが、「実践」ということになります。

『「そ・わ・か」の法則』サンマーク出版

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イソップ童話にこんな話がある。
「ある男が、神像を木で彫って、市場へ売りに行った。
ところが、誰も買ってくれない。
そこで、人を集めようとして、『商売繁盛の神様、金儲けのご利益あらたかな、福の神はいりませんか』と、大声で叫んだ。
すると、通りかかった男が、売れない神像を指して言った。
『本当に、おまえの言うようなご利益があるなら、なぜ他人に売るのだ。自分がそのご利益にあずかればいいじゃないか。だいたい、おまえの店は、さっぱり繁盛してないぞ』(こころの朝・一万年堂出版)より

商売繁盛を説くコンサルタントや講師なら、自分がまず先に繁盛していなければいけない。
「笑顔」を説くなら「笑顔」が、「笑い」を説くなら、「笑い」がなければ誰もその人の話はきかない。

この地球は行動と実践の星。
ただ思っているだけでは何も伝わらない。

実践とは、外に表し、表現すること。
実践の人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 06:30| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2024年11月04日

No 7979   【悲観論者か、楽観論者か】

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【悲観論者か、楽観論者か】

ジェリー・ミンチントン氏の心に響く言葉より…



《いつも物事のいい面を見る》
あなたは人生のいい面を本気で探しているだろうか?
そして、いつもそうしている楽観論者の特徴とはどのようなものか?

1.いっしょに仕事をしていて楽しい
2.仕事に対していつも前向きである
3. 自分に自信がある
4.物事をポジティブにとらえる
5. やればできると信じている

それに対し悲観論者の特徴は

1.いっしょに仕事をしていて楽しくない
2. 仕事に対していつも不平を言う
3. 自分に自信がない
4. 物事をネガティブにとらえる
5. やる前からダメだと思い込んでいる

盲聾唖(もうろうあ)を克服して社会福祉に尽力したヘレン・ケラーは、次のように断言している。
「悲観論者が人類のために道を切り開いたことは、いまだかつて一度もない」

《ネガティブに考えているといい結果は生まれない。常にいい方向で考え、最高の人生を創造しよう。》

『自分の価値に気づくヒント (ジェリー・ミンチントン) (ディスカヴァー携書)』

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フランスの哲学者アランの名著『幸福論』の中で、次のように言っている。
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」

何の努力もせずに、感情や気分任せにしていると、人は「悲観論者」になる、と。
さらには、すぐに、怒ったり、イライラしたり、不機嫌になったりする。
つまり、意志の力を使わなければ、上機嫌になどなれないということ。

小林正観さんは、すべての現象には色はついていないという。
色とは、「悲しい」「つらい」「嬉しい」「幸せ」という感情や気分のこと。
その色をつけるのは、自分。

病気や事故、愛する人との別れといった、思いがけず自分の身に起こる出来事にも色はついていない。
それをどう受け取るか(色をつけるの)は自分次第だ。

悲観論者か、楽観論者か。
人生は、どちらを選ぶかで大きく変わってくる。

常に明るく楽観的に考える人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 06:03| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする

2024年11月03日

No 7978   【すべてはやめない】

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【すべてはやめない】

茶谷公之(まさゆき)氏の心に響く言葉より…


挑戦をやり続けるのもひとつの選択肢ですが、やめるのも同じ価値を持つ選択肢です。
「やり続けていれば、いつか成功するだろう」と、いつまでも続けることが必ずしも最適な解とはいえません。
実際に先端技術の開発は成功するより、うまくいかない可能性のほうが高いのが現実です。

また、製品化にこぎつけ事業化できたところで、結局売れずに事業から撤退する選択を迫られることも少なくありません。
また、開発の中止は世の中の経済情勢や、会社ならその置かれている状況が関係しますのでチームや個人の力では抗いようがない場合もあります。

ここで気をつけなければいけないのは、開発を中止したり、事業から撤退したりすると、 すべてを捨てることになりかねない点です。
個人でも、会社でも、得意ジャンルは連綿とした継続性の中で進化していきます。
もちろん、まったく異なる領域から突然変異的な登場をするものもありますが、ふつうは技術の進化の連続性は重要です。

たとえば、ゲームをまったく手掛けていない会社が「明日からプレステを超えるゲーム機をつくるぞ」といったところですぐに実現するのは難しいでしょう。
ですので、その企画自体がストップしても、ほそぼそとでもいいからどこかで続けることをおすすめします。

『創造する人の時代』日経BP

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「勝負は時の運」という言葉があるが、その製品なり、店舗(飲食店などの)が失敗したのは、ほんのちょっと時代より早かったのかもしれないし、立地やネーミングや、パッケージや外装が時代とそぐわなかっただけかもしれない。
だから、1,2年あとに、ネーミングやパッケージ、立地、などを少し変えただけで大ヒットするというのは、ままあることだ。

だからこそ、一度失敗したからといって、そのアイデアを完全に捨て去ることは、もったいないことだ。
あれは「ちょっと早すぎただけ、今なら大丈夫」とばかり、めげずに、しつこく再挑戦するような人に勝利の女神は微笑む。

また、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱された「計画された偶然(プランド・ハプンスタンス・セオリー)」という理論がある。
キャリアのほとんどは偶然によって引き起こされ、その偶然に対してポジティブなスタンスでいると、キャリアの成功を得やすいというものだ。
野球のイチロー選手や、大谷翔平選手のように、子どもの頃からの夢や目標を実現したという例もあるが、これはほぼありえない確率で起きた奇跡的な事例。
ほとんど大多数の人は、予期せぬ偶然に翻弄されながら、自分のキャリアを積み重ねていく。

そして、その中でも、成功した人たちは一様に、肩の力が抜けている。
「こうでなければ嫌だ」、とか「ここは絶対に曲げない」というようなこだわりがない。

クランボルツ教授は、よき偶然が起こるためには5つの考え方が大事だという。
それが、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」の5つ。
まさに、一度失敗しても、すべては捨て去らず、しつこく再挑戦するような人の資質だ。

「すべてはやめない」という言葉を胸に刻みたい
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No 7976   【「肯定」を人生の中心に】

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【「肯定」を人生の中心に】



本田直之氏の心に響く言葉より…

人によっていろんな見方がある。
いくらまわりで評判になっていても、自分にはいいと思えないものもあるだろう。
ただ、わざわざ否定しなくてもいい。

たとえ訪れたレストランが、自分の口に合わなかったとしても、ネガティブな印象を文字や言葉にして伝えるのは損だ。
毒を吐けば、自分に戻ってくるし、そこから先にいい展開が生まれることはない。

「批判」を人生の中心に据えて生きている人がいるが、当人はつねに戦わなければいけなくなる。
自己満足のために、自分の幸福感を犠牲にする必要なんてあるだろうか。
よかったことだけを、よかったと言えばいい。
よくなければ、なにも言わなければいいだけの話だ。

《もちろん、仕事や家庭では率直に厳しい意見を言うべきときもある。それはリスクをともなうからだ。》

【うまく批評できたとしても、誰もきみを尊敬しない。】

『思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)』


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本やその読書ブログに対して、口汚い言葉で罵(ののし)り、激しい言葉で、コメントしてくる人がいる。
そもそも、本は、その人に向けて書かれたわけではない。
何百ページとある中で、いくつかは自分とは、意見が異なるページがあることは当たり前だ。
しかも、それを見ている人は、その著者のファンが大部分を占める。
それなのに、それを真っ向否定するような意見を書くというのは、自分から敵を増やしているようなものだ。
自己肯定感の低い人だ。

自己肯定感の高い人は、多少自分と異なる意見があったとしても、それを聞き流すことができる。
意見が違ったら、その場では言わず、自分のブログなりSNSで、遠まわしにひっそりと、自分の意見として書けばいいだけの話だ。
もちろん、相手の名前を出したり、わかるように書くような無粋なマネはしない。

何でも否定したり、批判したり、ケンカ腰で生きる人は、どこか暗い。
しかし、どんな場面でも肯定から入る人は、明るくて笑いがある。
そして、人気者だ。

「肯定」を人生の中心に据えて生きる人でありたい
posted by Dr.モーリィー at 07:13| ちょっと気になる善い言葉 | 更新情報をチェックする